梅雨が明ければいよいよ夏も本番ですね!
今回の記事では、夏でも楽しめる暑さに強い花苗・リーフ苗をご紹介したいと思います。
暑い季節ですが、ぜひ可愛らしいお花達を楽しんでみてくださいね!
それではご紹介しまーす!
夏に咲くオススメ花苗1.日々草(ニチニチソウ)

まずオススメしたいのがこの日々草(ビンカ)!
最近は、八重咲きなど色んな花の形のものが出ており、毎年人気が高い夏のお花です。
私は北島園芸さんの日々草が大好きで、毎年仕入れていました❀
淡い花色と独特の花姿のミラシリーズや、フリンジ咲きのプリンセスチュチュなど、フェミニンでエレガントな花姿は大人気!希少性が高い品種です。
日々草の育て方は、お日様大好きなので日の当たる場所で育てましょう。
全草に毒性があるため、葉を千切ったり触ったりするときは必ずビニール手袋を着用しましょうね!
白い液体が皮膚につくとかぶれますので注意が必要です。
また、小さいお子さんやワンちゃん猫ちゃんが居る場合も誤飲など注意して下さいね。
日々草は、多花性で「毎日お花が咲いては枯れる」を繰り返すため、花殻摘みはこまめに行います。
特に梅雨時期などは花殻を放っておくと、そこからカビが発生したりするので注意しましょう。
背が高くなり、草丈が乱れてきたら切り戻します。
かなり短く切り戻しても大丈夫ですが、切り戻し過ぎると次のお花が咲くまで時間がかかります。
オススメとしては梅雨に入る前に一度バサッとカットして、梅雨明けにお花を楽しむのが良いと思います。
ジメジメや過湿(土が常に濡れている状態)は根腐れをおこすため、やや乾燥気味に管理してあげてください。
夏の寄せ植え作りなどに重宝するのでぜひ楽しんでみて下さいね!
夏に咲くオススメ花苗2.ガイラルディア・ガリア

ガイラルディア・ガリアは、キク科の宿根多年草です。
こちらのガイラルディア・ガリアは変わり咲きの品種で、とてもユニークな花姿をしております。
八重咲き品種で、お花のボリュームも満点!次々とお花が咲いて夏の間楽しませてくれます。
近年、こちらのガイラルディア・ガリアは人気急上昇中で梅雨時期頃から出回り始めるのですが、探し求める方が多いです。
夏の暑さにも強く、日光大好き!
日の当たる場所で育ててくださいね。日陰だとヒョロヒョロと徒長しちゃいます。
11月頃まで開花し、しかも宿根タイプですので翌年以降も楽しむことができます。
冬の間は地上部が無くなってしまうのですが、また春には芽が出てきますのでご安心くださいね。
どんどん株が大きくなるため、数年経ち株が充実したら「株分け」しましょう。
夏に咲くオススメ花苗3.エキナセア

エキナセアもとっても暑さに強く、秋まで咲き続ける夏のお花です。
色鮮やかな花で、開花も早く沢山お花を楽しめるため非常に人気の高い植物です。
サマーガーデンにはピッタリなエキナセアは、ガーデニング好きな方はよくお庭に植えている画像をSNSで見かけますよね!
色のバリエーションも豊富で、グリーンやピンク、イエロー、オレンジ、ホワイトなど様々。
品種によっては咲き始めから咲終わりまでの色の変化も楽しめるものもあります。
エキナセアも日当りがよく水はけのよい場所に植えましょう。
梅雨時期の蒸れには弱いため乾燥気味に育てますが、鉢植えの場合は真夏の水切れには注意しましょう。
肥料はほとんど必要ありませんが、花付きが悪くなれば緩効性肥料を施しましょうね!
日陰や多肥にすると徒長しますので注意します。
夏に咲くオススメ花苗4.ジニア(百日草)

ジニアは、和名が百日草というだけあって花期が100日以上ある、夏を代表するお花です。
キク科の非耐寒性一年草で、7〜10月に花を咲かせるため、仏壇の仏花として使ったり、夏の寄せ植えにも使われることが多いですね。
ジニアはメキシコ原産で、発色の良い鮮やかな花色のものや、最近ではアンティークカラーの色合いのものも出てきており、再び人気が高まっています。
丈夫で花期も長いため、初心者さんでも育てやすいお花です。
乾燥には強い方ですが、鉢植えの場合は真夏の水切れには注意しましょう。
開花の時期がとても長いため、適宜肥料を与えてあげると次々とお花を楽しめます。
ジニアは、花の中央が茶色くなり全体が色褪せてきたら終わりのサイン。
一つ下の葉の上でカットして、次の花を待ちましょうね!
夏に咲くオススメ花苗5.観賞用トウガラシ「カリコ」
観賞用トウガラシ、カリコ。花も実も見た目は小さいナス。食べたらとても辛いらしい pic.twitter.com/yL9hKD2Zyl
— 利理 (🌼ユキノシタ) (@llybtsrhmzirk) July 21, 2017
観賞用トウガラシ「カリコ」はカラーリーフを楽しめる苗です。
お花ではありませんが、葉の色がパープル、グリーン、ホワイトがランダムに入りとっても涼やかでオシャレなんです~!
紫色の小さなお花が咲き、実は赤や緑、黒っぽい紫色で美しいです。
寄せ植えにぜひ使ってみて欲しい苗です。日当たりの良い場所の方が葉色がよくなるようで、初夏~秋まで長い期間楽しめます。
観賞用トウガラシ「カリコ」は単体で楽しむというよりは寄せ植えやハンギングなどで「脇役」として使う方がお花を引き立ててくれるのでオススメです!
育て方の注意点としては日光を好むのですが乾燥と過湿両方に弱いため、水やりには注意しましょうね。
今回は夏のお庭で楽しめるオススメの苗をご紹介しました。
夏は暑過ぎてなかなかお庭の手入れもできませんが、玄関先で寄せ植えにして楽しんでみたり、メンテナンスがあまり必要じゃないお花を上手に取り入れて、花のある暮らしをぜひ楽しんでみてくださいね!