関東の夏は都市部ではうだるような暑さが続きますが、ほんの少し足を伸ばせば別世界のような冷涼スポットがあります。
標高の高い高原や湿原は、真夏でも爽やかな風に吹かれながら、四季折々の花を眺めることができ、心も体もリフレッシュ!
今回は、自然と花が好きな方におすすめしたい「真夏でも涼しいお花スポット3選」と、その近くの「ここに寄りたいカフェ」をご紹介します!
① 那須高原フラワーワールド周辺(栃木)
今日も雨☔️〜那須フラワーワールドはお花がいっぱい〜今は、アイスランドポピーとネモフィラが満開です💐🌼🌸😊#那須 #ジェラート #Nasu #nasu #Gelato #gelato #ロッシ #Rossi #rossi #那須高原 #那須ジェラート #那須アイス #那須フラワーワールド #アイスランドポピー #ネモフィラ #nasutoday pic.twitter.com/TzIfYsv0Ez
— 那須のロッシ (@rossinasu) June 8, 2019
夏の那須は、首都圏から車で約2時間半で行ける高原リゾート。
中でも「那須フラワーワールド」は、標高600〜700mの涼しい風が吹く中、一面に咲き誇る季節の花畑が人気です。
7月〜8月はバラ・日光キスゲ・クレオメ・サルビア・ユリ・ヘメロカリス(デイリリー)が見ごろとなっているようです!
そして秋の主役である「ケイトウ」の植え付けも始まっており、新品種7種が加わるようですね。
9月は、サルビア・マリーゴールド・ケイトウが楽しめ、10月頃にはコスモスが見られるようです。
青空と緑の高原に映える元気な花色が魅力!
那須岳を背景にしたパノラマの花景色を見渡すと、暑さも日常の疲れも忘れてしまいます。
広々とした園内を歩きながら、花の香りや鳥のさえずりに耳を澄ます時間は夏の高原だからこそ味わえる贅沢です。
近隣カフェ:敷地内のカフェ
那須高原といえば「南ヶ丘牧場」のソフトクリームは外せません!
敷地内にあるカフェでは、新鮮な那須高原牛乳を使ったソフトクリームは、花畑散策で火照った体を冷やすのにぴったり!
テラス席で高原の風を感じながらスイーツは、花畑散策の疲れも癒されること間違いなしです。
近隣カフェ:古民家レストラン「ファンタジア」
【古民家ファンタジア】さん
— ホテル エピナール那須【栃木県那須高原】 (@epinard_nasu) November 15, 2020
人気メニュー『オムライスと黒毛和牛のビーフシチュー」のお肉は、口の中でとろける程柔らかく、感激の美味しさでした🤤💕
明治元年建築の古民家レストランで、居心地の良いひと時を満喫できます🌈
ホテルからお車で約20分です🚗💨 pic.twitter.com/EOQCEn8pKa
栃木県那須町にある「古民家レストラン ファンタジア」は、築100年以上の古民家をリノベーションした隠れ家的レストランです。
店内はどこか懐かしく温かみのある空間で、大きな梁や囲炉裏の雰囲気が残されています。
自家菜園の新鮮な野菜を中心に、地元食材をふんだんに使った創作フレンチや洋食コースが楽しめるのが魅力。
季節のスープ、彩り豊かな前菜、手作りデザートまで、丁寧に作られた料理が人気です。
かぼす搾りや柚子酒、イチゴ酒といったロックでおいしい果実酒も人気があるようですね!
混み合う場合が多いため予約がおすすめ。

② 箱根湿生花園(神奈川)
箱根湿生花園では園内のあちこちでノハナショウブが咲いていました。雨のためか人が少なく、ハンカイソウに彩られた道をのんびり歩けました。麦わら帽子をかぶった牛さんに誘われて、売店へ。ソフトクリームの載ったコーヒーフロートで小休止です。 pic.twitter.com/Y6s67fjbx7
— takahashi tamaki🐈猫と散歩が好き (@takahashitamak1) July 2, 2025
6/23 月
— 山中 (@middliel) June 29, 2025
ウォーキング 計90分
箱根湿生花園や神社仏閣を見て歩きました。 pic.twitter.com/FlnGGpsjem
関東の避暑スポットといえば箱根!
その中でも「箱根湿生花園」は、標高650mの仙石原にある湿原植物の宝庫です。
園内は木道が張り巡らされていて、ニッコウキスゲやノハナショウブ、カキランなど夏の湿原を彩る花々を間近に観察できます。
木陰の多い小道を進むと、葉擦れの音と湿地特有の涼しい空気が心地よく、真夏にこそ訪れたい箱根の穴場的存在です!
湿原エリアをぐるりと回りながら、カメラを片手に野の花を撮るのも楽しい時間。
見学の所要時間はだいたい40分程度、展示室が20分ほどで周れるようです。
また、売店ではオリジナル葉書や写真集といった小物から、多種多様な植木(山野草や食虫植物)も販売されており、園芸好きにはたまらない場所です!
珍しい山野草を探しながら、小さな発見を楽しんでください。
近隣カフェ:湿生茶屋
おにぎりを持っては行ったんだけど、花園前の湿生茶屋の魅力に負けて天ざるを食べてしまいました💦
— ちぇしゃ (@cheshire708) June 3, 2024
登山鉄道のスイッチバックに弟が興奮してちょい恥ずかしかった😅
帰りの強羅はこんな感じで大平台の紫陽花は蕾が固く、ガクアジサイが少し咲いているくらいでした。
強羅って家族旅行以来かも🤔 pic.twitter.com/CrWc4qZh3P
湿生茶屋は、箱根湿生花園とともに約30年の歴史を持つ憩いの茶屋です。
平成14年にはリニューアルオープンし、訪れる人がほっとできる空間として親しまれています。
食事には、麺にこだわったオリジナルの生めんを使用しているのが自慢。
自然に囲まれたテラス席では、なんとペット連れでも一緒に過ごせるのが嬉しいポイントです。
また、併設の売店では地元の味が詰まった豊富なお漬け物などのお土産も揃っていて、散策の思い出にちょっとしたお買い物を楽しむのもおすすめです。

③ 日光植物園(栃木)
【ぼろばん】山野草咲く~(日光植物園/日光市)
— ぼろじん (@borojin) May 9, 2022
山野草が自然に近い姿で見れる、東大付属の植物園である日光植物園。フデリンドウを探して来たのだが、目指す花は蕾のまま。代わりにクマガイソウやクリンソウ、オオバコチチコグサと云ったお初の花が迎えてくれた。 pic.twitter.com/xLp0JXYgVo
念願の日光、父は東照宮へは脚の不安で行きたくないと。なので東大の植物園へ🌳
— しょこら2021 (@mupo2021) October 23, 2023
植物好きにはたまらないとこだな😳
砂利道でシルバーカー押しずらく、入り口近いとこでまったりウトウト。景色眺めて平和な顔してた。
雪の下の仲間、大文字草が満開。
雪の下と人字草と似てる。続 pic.twitter.com/dkhSX08mSv
東京大学の研究施設としても知られる「日光植物園」は、標高600mに位置し、真夏でも森の中はひんやりとした空気に包まれています。
正式名称は東京大学大学院 理学系研究科附属植物園日光分園のようです。
7月〜8月には山野草のほか、池の周りに咲く湿性植物や、木陰に佇む可憐な野の花々が見頃を迎えます。
園内には川が流れていて、せせらぎの音を聞きながらの散策は格別。
観光地・日光東照宮エリアの賑わいとは違い、落ち着いた時間が流れる大人の避暑地として、知る人ぞ知るお花スポットです。
2025年の夏には新しい試みとして「ガイドツアー」も開催されるそうです!
キツネノカミソリやフシグロセンノウをはじめ、この時期にしか見られない花も多数咲いており、午前中にツアーが開催されるもよう。
事前予約無し、参加費無しで参加できるようなのでぜひ公式ホームページよりチェックしてみて下さいね!
【ガイドツアー】
開催日:2025年8月10日(日)10:30~1時間半程度
集合場所:庁舎~ロックガーデン付近
雨天決行(気象状況等で中止する可能性もあり)
近隣カフェ:カフェレストラン「ふじもと」
カフェレストランふじもと。
— 思兼 (@thousandarounds) November 17, 2023
有名な「明治の館」の系列店ですが、実質別館みたいな物でこちらの方が空いててオススメです。ちなみに本館は30人待ちでした。今日平日で雨やぞ🫨#日光旅行紀
カフェレストラン ふじもと
0288-53-3751
栃木県日光市山内2339-1 https://t.co/Xd2eD4fLDM pic.twitter.com/B4sBNq6e2V
世界遺産 日光の社寺にほど近い森の中、日光不動苑の中に佇む「ふじもと」は日光の恵みある食材をテーマにフレンチシェフ熟練の技を楽めるカフェレストランです。
「カフェレストラン ふじもと」は、もともと F.W.ホーンの別荘(現・明治の館) のガレージ棟として建てられた歴史ある建物なんです。
この建物は、「西洋料理 明治の館」と共に2006年に国の登録有形文化財にも登録されています。
外壁には、日光を流れる大谷川の安山岩が使われていて、独特の趣ある乱石積みは当時の面影を感じます。
地元の洋食を味わいながらゆったりと過ごせるのは、ここならではの贅沢な時間です。

真夏こそ“涼”を探しに、花とカフェの小旅行へ
いかがでしたか?
関東にも、真夏に涼を感じながら花と出会える場所はたくさんあります。
標高の高い高原や、湿原、森の中は、都市部では考えられないほど爽やかで花々の生命力を間近に感じられます。
「花を愛でて深呼吸し、美味しいスイーツで心を満たす」そんな流れができるのも、高原リゾートならではの楽しみ。
暑さに疲れた体を癒す、ちょっと特別な夏の花時間を、ぜひ自分へのご褒美に計画してみてください。


