「自分の経験や特技を活かして個人でビジネスを始めたいけれど、何から始めればいいのかわからない」
そんな声を、近年とてもよく耳にします。
特にSNSやYouTube、ブログなど発信の場が増えたことで、「自分の経験」や「自分のストーリー」に価値が生まれる時代になりました。
けれど、実際に形にしてお金を生むまでには、小さな壁がいくつもあります。
今回のブログでは、収益化する前の「はじめの一歩」についてご紹介しますね!
なぜ「自分の経験や特技」こそ、個人事業で武器になるのか?

企業が提供する商品やサービスは、大量生産や価格競争で勝負できます。
一方、個人事業は「唯一無二の価値」をいかに作るかがカギです。
たとえば、
- 会社員として20年培った専門知識
- 子育てで身につけた暮らしの工夫
- 趣味で続けてきたイラストやハンドメイド
- 失敗談から学んだリアルなノウハウ
こうした「実体験」は、誰かにとっての「今すぐ欲しい解決策」になります。
情報が溢れている今こそ、「生の声」が信用を集めるのです。
【ステップ1】自分の「当たり前」を言葉にする

まずは、自分が「普通」と思っていることを洗い出しましょう。
- どんな経験が人より多いか?
- よく友達に相談されることは?
- 何をしているときが楽しいか?
- 友達に「そんなことできるなんて、すごいね!」と言われたことは?
これを、紙でもスマホのメモでもいいのでとにかく書き出してみてください。
【ステップ2】誰に届けたいかを具体的に決める
次に、「誰に」「どんな形で」届けるかを考えます。
例:
- 自分の子育て体験 ⇒ 初めての育児で悩む人に、オンライン相談サービスをする
- ハンドメイドが得意 ⇒ オンライン講座を開いて、初心者に教える
- 転職を何度も経験した ⇒ キャリアに悩む人向けのブログやコンサルをする
- 副業で収益化に成功した⇒お小遣い稼ぎをしたい人や、本職にしていきたい人向けにコンサルをする
この「誰に?」というターゲット設定を具体的にするだけで、ビジネスの設計がぐっとリアルになります。
【ステップ3】「小さくテストしてみる」から始める
いきなり「商品を作って売る」のはハードルが高いもの。
- SNSで役立つ投稿をして反応を見てみる
- noteやブログで体験談を発信してみる
- 小さなモニターを募ってテストサービスをする

【ステップ4】経験や特技を「形」にしていく

自分の強みが絞れたら、次は「形」にしていきましょう。
▼ 形にする一例
- オンライン講座
- ダウンロード教材
- 個別相談サービス
- ハンドメイド商品のネット販売
- 体験イベントの開催
- ブログやYouTubeで広告収入化
ここで大切なのは「自分に合う方法を選ぶ」ことです。
人と話すのが好きならコンサルや講座、ものづくりが得意なら物販や教材。
苦手を無理に選ばない方が続きます。
【ステップ5】「自分にしかできない世界観」を磨く
自分のストーリー、失敗談、こだわり、なぜその活動をしているのか…
これらを発信することで、商品以上の価値を感じてもらえます。
逆に、どれだけ立派な商品でも「誰が売っているかわからない」と、大手に埋もれてしまいます。
【ステップ6】一人で抱え込まない
個人で始めると、全部を一人でやろうとしがちです。
SNSの更新、デザイン、文章、集客…最初は学ぶのも大切ですが、無理をすると続きません。
- Canvaなど無料のデザインツールを活用する
- 外注サイトで部分的にお願いする
- 同じ志の人と情報交換する
「すべてを一人で完璧に」は目指さず、“自分だからできる部分”に時間をかけるのが長く続くコツです。
経験や特技を仕事にした人のリアルな事例

私の周りでも、普通の主婦の方がブログ配信を行い収益化を達成したり、ガーデニングが好きでSNSで発信していたら最終的にプチ庭園のデザインまで受注したりと、「等身大の知恵」を仕事にする人が増えています。
まとめ|“誰かの役に立つこと”を探すのが最初の一歩
「自分には何もない」と感じてしまうときこそ、過去の失敗や遠回りしてきた経験を振り返ってみてください。
個人事業は、自分の人生そのものが価値になります。
無理なく小さく始めて、反応を見て、軌道修正しながら進めていきましょう。
あなたのストーリーを必要としている人は、必ずいます!!

\ あなたの経験に価値をつけよう /
自分の経験や特技を仕事にするのは、簡単そうで一番難しいことかもしれません。
でも、だからこそ喜びも大きいものです。
あなたの物語を必要とする人が、必ずどこかにいます。
焦らず、自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。


