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秋の庭におすすめのアンティークカラーのバラ10選|育てやすい品種と入手方法

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秋バラのアンティーク色おすすめ10選

こんにちは、和花人ブログのMIHOです。
秋はバラの花色が深まり、最も美しい季節。
特に「アンティークカラー」と呼ばれる落ち着いた色合いのバラは、大人の庭やインテリアにぴったりの存在です。

今回は、私がおすすめする「秋に映えるアンティークカラーのバラ10選」をご紹介します。
育てやすさ(☆5段階評価)、消毒必須かどうか、育て方のコツ、さらにレア度や入手方法まで詳しくまとめました。

今回の記事の目次

アンティークカラーのバラの魅力とは?

「アンティークカラー」とは、くすみがかったローズブラウンやベージュ、グレイッシュピンク、淡いアプリコットなどを指します。

鮮やかさよりも落ち着いた風合いが特徴で、ドライフラワーやアンティーク家具との相性も抜群。

特に秋の光に照らされると、その深みが際立ち、クラシカルで優雅な雰囲気を演出してくれます。

MIHO

庭に植えてもよし、切り花にしてもよし。
季節感を存分に楽しめるのが魅力です。

1. シュエルヴァーズ(シェルバーズ)

こちらは、やぎバラ育種農園のオリジナル品種で、シェルのような淡いベージュに、ほんのりピンクを差した上品なバラです。
花弁が幾重にも重なり、光の当たり方で色合いが微妙に変わるのが特徴です。

元品種「ヴァーズ」の枝変わりで、貝殻(Shell)のような質感とサンドピンクのニュアンスが魅力。
2015年のジャパンフラワーセレクション特別賞を受賞しています。
切り花として名高く、秋は色の深みが増してアンティーク感が最高潮に。

花持ちが良く、切り花としてアレンジに使うと空間を優しくまとめてくれます。
白系やシルバーリーフと合わせると、ぐっと秋らしい落ち着きが増します。

育てやすさ:★★★☆☆
消毒:必須(黒星病・うどん粉病対策)

  • 四季咲きで花持ちが良い。
  • 病気に弱いため、定期的な薬剤散布が必要。
  • 入手情報:
    やぎバラ育種農園 公式
    で園芸苗の不定期再販告知あり。
    ただし、在庫は非常に限られており、即完売することが多い。

2. カフェラテ

バラ好きの間では定番のアンティークカラー品種。
コーヒーを思わせるミルキーなベージュと淡いラテブラウンの花色が、名前そのもの。

やや小ぶりで整った花形を咲かせ、フレンチスタイルのアレンジにぴったりです。
秋は色がより深く出るため、他のブラウン系植物と組み合わせると「秋のブーケ」らしい存在感を放ちます。

育てやすさ:★★☆☆☆
消毒:必須(黒星病・うどん粉病対策)

  • 高温多湿に弱く、夏は半日陰が安心。
  • 切り花流通は豊富だが、苗は流通少/予約要。
  • 入手情報:京成バラ園やローズアンティークなどで限定販売。

3. 和バラ「いおり」

Rose Farm KEIJI(國枝啓司)による“WABARA(和ばら)”の中でも大人気のアンティークカラーの代表格「いおり」。
『葵(あおい)』の枝変わりで、くすんだベージュピンクからグレイッシュブラウンへと変化する花色は、和の景色にも洋の空間にも似合います。

私がバラにハマっていた10年ぐらい前には販売されていたのですが、現在は残念ながら園芸店での販売は無く流通は停止しているようです。

秋の柔らかい光に映える姿は、まるで絵画のよう。
香りもやさしく、切り花にして飾ると長く楽しめます。
和室や古民家風インテリアにも自然に溶け込むので、ナチュラル派の方におすすめです。

育てやすさ:★★★★☆
消毒:定期管理程度(比較的強い)

  • 樹勢が強く育てやすい。
  • 枝が横に広がりやすいので剪定で樹形を整えると◎。
  • 花弁が雨に弱いので長雨対策が必要。
  • 入手情報:現在は販売停止状態のため、超レア。

4. ジュリア

アンティークローズの代名詞とも言える存在。
淡いモカベージュの花色は「これぞクラシカル!」といえる美しさ。
優雅な雰囲気が特徴で、写真映えも強い。

花形は丸みがあり、エレガントな雰囲気を演出。
秋は花色に深みが出て、より一層シックさが増します。
大人っぽいアレンジを目指すなら外せない品種です。

育てやすさ:★★★☆☆
消毒:必須(樹勢弱めのため)

  • 株の充実に時間がかかるので肥料切れに注意。
  • 冬の寒さに弱いため寒冷地は防寒が必要。
  • 入手情報:京成バラ園、ローズアンティークなどの通販で入手可能。
    比較的流通あり。

5. ルソワール

名前は「夕暮れ」を意味し、その名の通り日没の空のような紫がかったベージュトーン。
花弁の縁がほんのりと濃くなることで、立体感のある花姿を見せてくれます。

秋の夕暮れに咲く姿は、ため息が出るほど美しい。
グラスに一輪挿すだけでも、ドラマティックな存在感があります。

育てやすさ:★★★☆☆
消毒:ある程度必要

  • 鉢植え・庭植えどちらも可能。
  • 雨で花弁が傷みやすいので軒下での管理がおすすめ。
  • 入手情報:切り花流通が中心。
    苗は専門ナーセリーなどで限定扱いされることがある。

6. エール

淡いピンクベージュからグレイッシュピンクへと変化するニュアンスカラー。
フリルの効いた花弁がふんわりと重なり、まるでドレスの裾のような華やかさがあります。

「エール(aile=翼)」という名前の通り、軽やかで柔らかな雰囲気を漂わせ、秋のアレンジに優雅さを添えてくれます。

育てやすさ:★★★★☆
消毒:不要〜軽くでOK(比較的丈夫)

  • 樹勢が強く初心者向け。
  • 花が重くなり枝折れ防止に支柱を添えると安心。
  • 入手情報:京成バラ園やネット通販で比較的安定して購入可能。

7. タフタ

布地の「タフタ」から名付けられた品種。
ややシルキーな質感を持つ花弁で、光を受けると繊細な陰影を見せます。
色はくすんだベージュピンク系で、都会的でスタイリッシュな印象。

秋のバラとしては珍しくモダンな雰囲気があり、アンティーク感と現代的なセンスを両立したい方におすすめです。

育てやすさ:★★★☆☆
消毒:必要(やや病気に弱い)

  • コンパクトで鉢植え向き。
  • 夏場は乾燥に注意。
  • 入手情報:京成バラ園や専門ナーセリーで購入可能。

8. パニエ

名前は「かご」を意味するように、丸くふわっとした花姿が特徴。
淡いアプリコットベージュにほんのりピンクが差す姿は、優雅で可憐。

秋は花持ちがよく、庭植えでも長く楽しめます。
飾ると空間全体をやわらかい雰囲気に包んでくれるため、リビングや玄関にぴったりの一輪です。

育てやすさ:★★★★☆
消毒:軽くでOK(病気に強い)

  • 四季咲きで花付きが良く初心者向け。
  • 枝が混みやすいため風通しを意識。
  • 入手情報:京成バラ園やローズアンティークで広く流通。
    比較的入手しやすい。

9. 伊吹

国産のニュアンスカラー系バラ。
ベージュとグレイッシュピンクが混ざり合い、シックでありながら凛とした存在感を放ちます。

「伊吹」という和の名前が示す通り、秋の庭にしっとりと馴染みます。
ドライフラワーにしても美しいため、長く楽しみたい方におすすめです。

育てやすさ:★★★☆☆
消毒:必要(花色保持のため)

  • 樹勢は中程度で庭・鉢両用。
  • 夏の強光で花色が褪せやすいので半日陰推奨。
  • 入手情報:苗はかなり稀。
    専門ナーセリーやバラ展示即売会などでスポット的に扱われることあり。
    一般流通はほぼ見かけない。

10. カラー・オブ・ジュピター(Color of Jupiter)

グレイッシュピンク〜紫混じりのニュアンスカラーを持つ、印象的な和/洋折衷的なバラ。
自然光のもとで色の変化が楽しめる品種。

育てやすさ:★★★☆☆
消毒:必須(黒星病に弱め)

  • 樹勢は中程度で育てやすいが雨に弱い。
  • 春〜秋まで安定して花を楽しめる。
  • 入手情報:ヤジマローゼス(矢島成浩氏作出)の品種として紹介されており、専用ナーセリーや限定販売で扱われることが多い。
    即完売になることが多いため、告知チェックが重要。

レア度+オススメ度 一覧表

ここからは、私自身が実際に見てきた経験や入手のしやすさをふまえて付けた、あくまでも主観的な評価です。
バラは育てる環境や好みによって感じ方が変わるので、目安として参考にしていただければうれしいです。

品種レア度オススメ度一言コメント(入手情報)
シェルバーズ★★★★★★★★★☆上品なベージュ系。やぎバラ育種農園オリジナル。切り花中心で園芸苗は不定期販売。公式告知/BASEを随時チェック。
カフェラテ★★★★☆★★★☆☆切り花人気だが苗は少なめ。京成バラ園・ナーセリー限定で予約必須。
いおり★★★★★★★★★★WABARAのレア代表。園芸苗は販売無し。
ジュリア★★★☆☆★★★★☆定番アンティークローズ。京成バラ園や通販で入手可。比較的探しやすい。
ルソワール★★★★☆★★★★☆切り花中心で苗は希少。タイミング勝負。
エール★★☆☆☆★★★★☆育てやすく流通安定。京成バラ園や通販で購入可。初心者におすすめ。
タフタ★★★☆☆★★★☆☆モダンな印象で鉢植え向き。京成バラ園や専門ナーセリーで購入可能。
パニエ★★☆☆☆★★★★★病気に強く初心者向け。京成バラ園や通販で広く流通。安心して手に入る。
伊吹★★★★★★★★★☆展示会で稀に登場する超レア。一般流通はほぼなし。
カラー・オブ・ジュピター★★★★★★★★★★独特のグレイッシュカラーで超人気。限定販売のみ。

まとめ

アンティークカラーのバラは、秋の柔らかな光に照らされるとさらに深みを増し、大人っぽい庭やアレンジに欠かせない存在です。

  • 初心者にもおすすめ → パニエ、エール
    (流通量が安定していて、比較的病気にも強く育てやすい)
  • 中級者向け → ジュリア、タフタ、シュエルヴァーズ
    (美しいが病気対策や環境調整が必要。タイミングによっては売切れや予約が必要)
  • 上級者&レアコレクション → いおり、伊吹、カラー・オブ・ジュピター
    (流通が極めて少なく、公式・専門ショップのスポット販売や予約でようやく入手できるレベル)

特に いおり、ジュピターなどは流通が少なく、一期一会の出会いが魅力です。
この秋は、ぜひアンティークカラーのバラを取り入れて「シックで優雅な秋時間」を楽しんでみてくださいね。

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この記事を書いた人

花と緑に囲まれた、ちょっとごきげんな毎日を。
ガーデニング歴10年以上。
副業で花苗のオンラインショップ運営を経てブログを再開。
2児のママとして、子育てと仕事、そして「私らしい暮らし方」を模索しながら奮闘中。
このブログでは、四季の庭づくりのヒントや、暮らしの中で見つけた小さな幸せを発信しています。
別サイト【和花人ブログ】では、副業・ブログ運営・自分らしい働き方について発信中!
花とともに歩んできた私の「好き」を仕事にする挑戦も綴っています。
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