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ときめきビオラ前編|春色に心ときめく7品種まとめ【ノスタルジックピンク〜ブルーミングピンク】

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前編和花人おすすめのときめきビオラ

ガーデニングを始めてから、私は“花たちが見せてくれる小さなストーリー”が大好きになりました。
朝の光の中で少しずつ色が変わったり、風に揺れて顔を寄せ合ったり…。
そんな一つひとつの姿が愛おしくて、毎日見ていても飽きません。

そんな中で出会ったのが「ときめきビオラ」

名前を聞いた瞬間にもう可愛いし、見た目もまさにその通り!
“ときめき”という言葉がぴったりのビオラなんです。

花色がどれもやさしくて、どの子も個性的。
見ているだけで、心がふわっと明るくなっていくような気がします。
今回の前編では、春色の可愛い「ときめきビオラ」の世界を、元花屋の私が感じたままにご紹介しますね。

今回の記事の目次

ときめきビオラとは?

ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア5

「ときめきビオラ」は、鳥取県のGreen Farm Village(旧・奥田園芸)さんが生み出したオリジナルシリーズ。

ひらひらとしたフリルの花びら、淡い色の重なり、少しアンティークがかったトーン――
どこか“少女の頃の夢”を思い出すような可憐さがあります。

近年は14種類以上の名前付き品種が登場していて、年々ファンが増えている人気シリーズ。
色のニュアンスや花びらの形も一株ずつ違うので、「同じものが二つとない」一期一会の楽しみもあります。

ときめきビオラの主な品種と色の特徴

1. ノスタルジックピンク

名前の通り、“懐かしさ・淡さ”を感じさせるピンク色が特徴です。
淡めのピンク~スモーキーピンクで、花弁の縁がやや淡く、咲き進むにつれて淡く、まるで春の霞のような雰囲気になります。

MIHOの一言
この色合いは、単体で使っても優しい印象を与えるし、白やグリーン系のリーフと一緒に使うと“清楚さ”が際立ちます。
私は個人的に、春の早い時期にこの「ノスタルジックピンク」を玄関鉢に植えて、風が冷たい中に“春の気配”を演出したことがあります。
薄いピンクだからこそ、他の濃色に埋もれず、主張し過ぎずに存在感があって、まさに「ときめき」ました。

2. バタースコッチ

ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア24

この種類は「バター+スコッチ」という名前どおり、クリーム色~淡いキャラメル色といった温かみのあるベージュ~イエロー系の色味がポイントです。
日が沈む頃の光の中で見ると、まるでスイーツみたいに美味しそうに輝くんです。

MIHOの一言
この色は、他の鮮やかな色の花と組み合わせると“落ち着き”を添えてくれます。
私の経験では、グレイッシュな鉢やテラコッタ鉢に「バタースコッチ」だけを植えて、夕方の日差しの中で眺めると、ほんのり黄金に輝いて、とっても素敵ですよ。

3. トロピカルクラッシュ

ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア3
ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア4

「トロピカル」という名前が示す通り、少し明るめオレンジ~アプリコット系の色味を持つ種類です。
元気をくれるビタミンカラーで、見ているだけで笑顔になれる子。
ハンギングバスケットや寄せ植えの主役にもぴったり。

MIHOの一言
この色合いは、春・初夏の暖かさを感じさせる雰囲気があり、寒い時期でも明るく元気な印象を寄せ植えに加えたい時にぴったり。
斑入りタイムや銅葉リシマキア、ダーク系のクローバー+「トロピカルクラッシュ」+「チリペッパー」+アリッサムを使って寄せ植えにすると、濃緑の葉とのコントラストが映えて素敵です。

4. シネマティックベイン

ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア9
ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア10

花びらに繊細な筋模様(ベイン)が入る、ドラマティックなタイプ。
淡いローズやアプリコットの中に流れるラインが美しく、まるで絵画のよう。

MIHOの一言
こういった模様入りタイプは、寄せ植えの中で「アクセント」として活躍してくれます。
私は濃い紫系やブラック系の植物と組み合わせて、渋めの“シックな寄せ植え”を作った時に、この“シネマティックベイン”を一点挿しで入れました。

5. ララブラッシュ

ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア13
ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア14

“頬をほんのり染めたような”淡いローズカラー~ピンクベージュが特徴です。
ふんわり優しくて、どんな植物とも喧嘩しません。

MIHOの一言
この色は、女性向けの玄関花・室内鉢、友人へのギフトなどに特に人気が高いようです。
ピンク系のビオラはホワイトの小花(アリッサム)+クローバーと合わせるととっても可愛く仕上がります。

6. オレンジボム

ときめきビオラ全品種まとめ|心がときめく13の色と寄せ植えアイデア15

その名の通り、ぱっと明るく弾けるようなオレンジ~コーラル~サーモンピンクの華やかな色味。
春の庭を一瞬で明るくしてくれる存在感。
白い鉢と合わせるとより軽やかになります。

MIHOの一言
この色を選ぶ時は、背景(鉢や周囲の植物)を少し落ち着いた色にすると、オレンジボムの鮮やかさが引き立って、花壇全体のバランスが良くなります。
また、明るい色を取り入れて“春の到来感”を演出したいなら、この品種はとてもおすすめです。

7. ブルーミングピンク

こちらもピンク系ですが、“ブルーミング(咲き誇る)”という言葉が示すように、花びらが比較的大きめ・丸みがあり、かつ花色がしっかりピンクという印象が強いです。
他の淡色系と合わせるとまとまりがよく、濃色と並べると華やか。
寄せ植えのバランスを取るのが上手な子です。

MIHOの一言
寄せ植えにおいて、このブルーミングピンクは「他の淡色系」と組み合わせることで“まとまり”を出し、逆に“濃色系”と合わせることで“華やかさ”を出すという2通りの使い方ができます。

寄せ植えをもっと素敵にするコツ

背景を意識する
淡い色の子は濃い鉢や葉ものと、濃色の子は白っぽい鉢と組み合わせるとバランスが取れます。

色のコントラストを楽しむ
「ノスタルジックピンク × チリペッパー」など、甘さとスパイスの組み合わせもおすすめ。

季節感を取り入れる
春は「トロピカルクラッシュ」「オレンジボム」。
秋〜冬は「スパイシーマスタード」「シナモンフィグ」。
季節によって“ときめき”の色が変わるのも、このシリーズの魅力です。

咲き進む変化も楽しむ
咲き始めと終わりで色が少しずつ変化する子も多く、まるで花が日々の気分を見せてくれているよう。
そんな小さな変化を感じながら育てる時間が、何よりの癒しになります。

おわりに

こうして並べて見ると、春の色って本当にやさしい。
「派手じゃないのに、心に残る」――そんな花たちが、ときめきビオラの魅力です。

忙しい日々の中で、ふと視界に入る小さな花ひとつ。
それだけで気持ちがほどけるような瞬間がある。
そんな“日常の魔法”を、私たちは花と一緒に生きているのかもしれません。

次回の後編では、少し落ち着いたトーンのアンティークカラーのときめきビオラたちをご紹介します。
春の終わりから初夏、そして秋の庭にも似合う“深まるときめき”を、どうぞお楽しみに。

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前編和花人おすすめのときめきビオラ

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