【保存版】夏植えで秋に咲く!ガーデニング初心者さんにおすすめ球根4選と育て方のコツ

※アフィリエイト広告を利用しています

ガーデニング初心者さんにおすすめ球根4選と育て方のコツ

みなさん、こんにちは~!元花屋のMIHOです~!
今回は「夏植え球根」にスポットを当てて、私が自分の庭で実際に育てて良かった品種や、初心者さんでも失敗しにくい種類をお伝えします。

「夏の庭仕事は暑くて大変だからお休みしたいな…」と思う時期だからこそ、ちょっとだけ手をかけて球根を植えておけば、秋がグッと華やかになりますよ。

秋に咲く花は、涼しくなる頃に心をホッと癒してくれる存在です。
私の体験談や実際に育てて感じたポイントと合わせて、植え付けに適した月 もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

今回の記事の目次

◆ 夏植え球根ってどんなもの?

まず「夏植え球根」とは、夏の間に植え付けをして、秋から初冬に花を咲かせる球根植物のこと。
春に植えるチューリップやヒヤシンスとは逆で、暑さを乗り越えた後に涼しさとともに花を咲かせてくれます。

◆ おすすめ夏植え球根4選【植え付け適期つき】

① サフラン

適期:8月中旬~9月上旬

秋咲き球根の代表格。
紫色の繊細な花と黄金色の雌しべはお料理にも使えて、収穫の楽しみも味わえます。

ポイントは、日当たりと水はけが良い場所を選んで、植え付けは暑さが落ち着き始めるお盆明け~9上旬がおすすめ。

植え付けが遅くなると、花付きが悪くなるので、適期に植え付けるようにしましょうね。

植え付けは、球根2個分の深さに植え付けましょう。
球根は年々分球して小さくなるので、翌年は咲かないか、花が貧弱になる場合があります。
そのため、「梅雨前」に黄変した葉をつけた状態で球根を堀り上げて、雨の当たらない風通しのよい場所で乾かし、完全に茎葉が枯れてから取り除いて涼しい場所で保管します。


② ネリネ(ダイヤモンドリリー)

適期:8月下旬~9月中旬

花びらがまるで宝石のようにキラキラ輝くネリネ。
姿形は彼岸花に似ていることもあって、日本ではあまり人気がありませんでした。(欧米では人気の品種)
ここ数年で「切り花アレンジ」や「ウエディングでの装花」として人気が高まり、植える人も多くなっています。

また、ネリネとリコリスは、よく似ているので混同されがちですが実は違う植物です。
どちらもヒガンバナ科の植物ですが、属が異なり、ネリネは「ネリネ属」で、リコリスは「リコリス属」です。
また、開花期はネリネは「2週間~1ヶ月」と長いのに対し、リコリスが「1週間程度」と短いのも特徴です。

ネリネは乾燥を好むため、水はけの良い土で乾燥気味に管理してください。過湿には注意しましょう。

植え付けは球根の肩が1/3程度出るように浅く植えます。
植え付けた後の2週間程度は、光の当たらない涼しい場所で管理しましょう。
暑い時期に植えるので、直射日光に当たりすぎない半日陰も◎。


珍しい種類が好きな方は以下↓のネリネをチェックしてみてくださいね!




③ コルチカム(イヌサフラン)

適期:8月~9月下旬

土に植えなくても咲く不思議な球根。
机の上に置いておくだけでも花が咲くので、子どもや家族と一緒に育てると楽しいですよ。

コルチカム(イヌサフラン)は全草、特に球根に毒性を持つ有毒植物です。誤食すると、嘔吐、下痢、呼吸困難などの症状を引き起こし、重篤な場合は死に至ることもあります。

庭に植える場合は、日当たりが良くて湿気がこもらない場所を選びましょう。
耐寒性・耐暑性の両方とも強いため、育てやすい植物です。
植え付ける場合は、球根1~2個分ぐらいの深さに植え付けましょう。

球根に蓄えられた養分だけで開花するため、どこでも栽培可能ですが、翌年もお花を咲かせるためには、早めにしっかり根を張らせて日、葉を茂らせ、日光によく当てることが大切です。
梅雨時期前に堀り上げて、風通しのよい日陰で乾燥させて保管しましょう。




④ リコリス(ヒガンバナ)

適期:6月中旬~8月中旬

秋のお彼岸の頃に咲くので「彼岸花」とも呼ばれるリコリス。
観賞用におすすめなのは白花のシロバナマンジュシャゲなど。

花が咲くときに葉がないので、庭のアクセントにぴったり。
暑い時期に植えておくと、秋風に揺れる花が季節の移ろいを知らせてくれます。
個人的にはこのリコリスが私は一番大好き!!
お庭には「かがり火」という弁先に青紫が入る品種と、「ブルーパール」という青紫の美しい品種を植えています。
ご紹介した「かがり火」と「ブルーパール」は販売もほとんどされていないのか、最近ではなかなかお目にかかれません。

地植えの場合は、球根2個分ぐらいの深さに植え付けます。
日当たりがよく、水はけの良い場所を選びましょう。
過湿を嫌うので、注意しましょうね。
6月から8月に、葉が黄色くなったら掘り上げて、自然に分球した球根を離して植えつけます。



◆ サフラン・クロッカス・コルチカムの違い比較表

特徴サフラン (Saffron)クロッカス (Crocus)コルチカム (Colchicum)
花の咲く時期春(一般的)、一部秋咲きも
花の色紫色(淡い紫)紫・黄・白などピンク〜紫
観賞目的花・スパイスの収穫花を楽しむ花を楽しむ
食用利用雌しべを収穫してスパイスに基本なし(観賞用)有毒!絶対食べない
有毒性なし(可食部あり)なし全草有毒(誤食注意)
育てやすさ比較的簡単、乾燥気味簡単、種類豊富とても簡単、土なしでも咲く
球根の植え付け時期8月中旬〜9月上旬秋咲き種は8月下旬〜9月8月〜9月下旬
花の特徴細く繊細な花びら、雌しべが長い花色が多彩で小ぶり大きめの花で花茎なしで咲く

◆ 夏植え球根の育て方のコツ【再チェック】

🌱 水はけを良くすること
→ 球根は湿気が苦手。市販の培養土に砂やパーライトを混ぜて通気性UP。

🌱 深植えしすぎない
→ 基本は球根の高さの2~3倍が目安。深すぎると腐る原因に。

🌱 肥料は控えめに
→ 植え付け時に元肥を少しだけ。その後は追肥不要でOK。

🌱 乾燥気味に管理
→ 特にネリネなどは乾燥を好むので、表土が乾いてから水やり。

◆ いつ植える?をカレンダーに

サフラン:8月中旬~9月上旬
ネリネ:8月下旬~9月中旬
コルチカム:8月~9月下旬
リコリス:6月中旬~8月中旬

画像:生成AI✕MIHO

「暑いから先延ばしに…」と後回しにすると植え時を逃すので、カレンダーにメモしておくのが◎
私はスマホのリマインダーに「ネリネ植える!」と毎年入れています(笑)

◆ 夏植え球根で秋の庭に小さなご褒美を

夏の庭仕事は正直しんどいですよね。
私もつい「今年はやめて、来年にしようかな…」と考えてしまうことがあります。
でも、夏に仕込んだ球根が秋に咲いてくれると、「よかった!植えておいて!」と毎年思います。

秋風に揺れる可憐な花は、がんばった自分への小さなご褒美。

◆ まとめ

今回は、夏植えできるおすすめ球根5選とその適期をお伝えしました。
気に入った球根を今のうちに選んで、ぜひ植え時期をカレンダーに入れて、あなたの秋庭をもっと素敵にしてくださいね。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

当サイトで使用しているWordPressテーマ

今回の記事の目次