【秋の寄せ植え5選】個性が光る和花人スタイル|庭づくりがもっと楽しくなるアレンジ術

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こんにちは!元花屋「和花人(わばなびと)」のMIHOです。

秋の空気が心地よくなってくると、庭や玄関先に「秋色」を取り入れたくなりますよね?
そんな時にぴったりなのが、季節感をぎゅっと詰め込んだ「寄せ植え」です。

今回は、私がこの秋おすすめする華やかでエレガントな寄せ植え5選をご紹介します。
シックな銅葉や、色づくリーフ、優しいピンクの花など、他のブログではあまり見かけないような、個性的で美しいアレンジばかりを厳選しました。

どれも育てやすく、秋から初冬まで長く楽しめる組み合わせです。
ぜひ、あなたの秋のガーデンづくりの参考にしてみてくださいね。

画像:生成AI✕MIHO
今回の記事の目次

1. 深紅のダリアが主役|黒葉のコントラストが美しいシック寄せ植え

真っ先にご紹介したいのは、まるで映画のワンシーンのような雰囲気をまとう、シックで大人っぽい寄せ植え。

主役は、花びらが幾重にも重なり合い、深紅のワインレッドが艶やかに際立つ黒葉ダリアダラヤミーナ「アルナ」。
このダリアは、花だけでなくダークグリーンに染まる銅葉色も大きな魅力のひとつ。
秋の弱い光の中でも、その深みのある色彩は存在感を失わず、曇り空や日陰でもしっかりと映える力を持っています。

周囲には、色味を抑えた落ち着きのあるリーフ類を配置。
例えば、細くしなやかな葉が風に揺れるウンシニア・ルブラ「ファイヤーダンス」や、シンプルながらも表情豊かな銅葉セロシア「ヴィンテージ」など、ひとつひとつがダリアの美しさを引き立てる脇役に徹しています。

足元を彩るのは、コプロスマ「オータムへーゼ」。くるくると広がる葉先が、シックな雰囲気にリズムと軽やかさを添え、寄せ植え全体に動きを与えてくれます。

この寄せ植えは、全体を暗めのトーンでまとめているからこそ、主役であるダリアの深紅がより際立ち、まるで“静けさの中の情熱”を感じさせる仕上がりに。
和モダンな玄関先や、グレー系の鉢と合わせると、より一層その美しさが際立ちます。

使用した苗

  • 黒葉ダリアダラヤミーナ「アルナ」:存在感抜群の深紅の花と黒紫葉。秋の主役に。
  • 銅葉セロシア「ヴィンテージ」:アンティーク調のベージュピンクの花穂と銅葉がアクセント。
  • ウンシニア・ルブラ「ファイヤーダンス」:海外で人気のオーナメントグラス!シャープな葉が動きを出してくれる。
  • コプロスマ「オータムへーゼ」:秋色シックな小さな葉が可愛くて丈夫。

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育て方のポイント

花材名特徴育て方のポイント備考
黒葉ダリア「ダラヤミーナ・アルナ」中輪の八重咲きで、深みのある赤紫の花と黒味を帯びた葉(ダークリーフ)がシックに映える日当たり良好な場所で管理/梅雨前に切り戻しをして秋花を促す/過湿・高温を避ける/春秋に緩効性肥料または液肥を与える/冬期は鉢は霜よけ/地上部が枯れても根は生きて翌年も芽吹く草丈30〜40cmほどのコンパクト品種/非耐寒性、霜と長雨に弱い
銅葉セロシア「ヴィンテージ」銅色や赤褐色の花穂と葉が、秋らしい渋みを演出するケイトウ品種日当たりと風通しの良い場所が適性/排水の良い用土に植える/緩効性肥料を元肥に使う/花色を保つため過湿を避け、乾いたらしっかり水やり非耐寒性/根を崩さず植える直根性/花期は初夏〜秋
ウンシニア・ルブラ「ファイヤーダンス」繊細な葉質と赤系の葉色が特徴的なカヤツリグサ科のカラーリーフ水は土の表面が乾いてから与える/水はけ良好な土壌を用いる/肥料不要だが葉の艶が落ちたら薄めの液肥を少量与える寒さに強い常緑性ながら、日当たりと通気がある環境で色艶を保つ
コプロスマ「オータムヘーゼ」小型で赤茶・橙などのグラデーションを帯びた葉が秋の雰囲気にぴったりよく排水する土で植え、日なた〜半日陰に配置/定着後は乾燥耐性がある/過湿を避ける/軽く剪定して形を整える耐寒性やや弱め/寒冷地では屋内避難が必要/低メンテナンスで育てやすい

2. くすみピンク×紫葉|やさしさに包まれたグラデーション寄せ植え

次にご紹介するのは、まるでドライフラワーのような質感のある、くすみピンクのセロシア「スマートルック・ロマンティカ」を中心に、紫葉系のリーフを多用した一鉢。

優しくも深い色合いが魅力のこの寄せ植えは、光が当たるとリーフの光沢がほんのり赤みを帯びて美しく変化します。

中間層にはコロキア「コトネアスター」やコプロスマ「マタイマジック」、アルテルナンテラ「ジュピター」を使って、ボリュームとグラデーション感をアップ。
葉色の違いがつくるグラデーションが、セロシアの淡い色合いを引き立てています。

さらに足元を覆うのは、丸みのある小葉が可愛らしいコプロスマ「オータムへーゼ」
グラデーションの流れをなだらかに整えて、優しく寄り添うように広がります。
くすみピンクが好きな方に、ぜひおすすめしたい寄せ植えです。

使用した苗

  1. セロシア「スマートルック・ロマンティカ」(2苗):アンティーク調の淡いピンクの色合いが秋にぴったり。
  2. アルテルナンテラ「ジュピター」:紫をベースにグラデーションがかった葉色が全体の深みをアップ。
  3. コロキア「コトネアスター」:上品な株立ち姿。枝ものが入ることで動きが出る。
  4. コプロスマ「オータムへーゼ」:定番のボリューム担当。
  5. コプロスマ「マタイマジック」:ダークグリーンの「秋色リーフと」して奥行きをプラス。

育て方のポイント

花材名特徴育て方のポイント備考
セロシア「スマートルック・ロマンティカ」くすみピンクの花穂が美しい。ロマンティックな秋色。日当たりを好む/乾燥気味に育てる/過湿NG非耐寒性(霜に当てない)/晩秋までが見ごろ
アルテルナンテラ「ジュピター」赤紫〜銅葉のリーフが魅力的なリーフ。日当たりを好む/水はけの良い土/寒さに弱い寒冷地では室内に避難を/刈り込み可
コロキア「コトネアスター」黒い茎と小さな葉が繊細で独特の雰囲気。和洋どちらにも合う半日陰でもOK/風通しを好む/水は控えめに成長ゆっくりで剪定少なめ/軽い耐寒性あり
コプロスマ「オータムヘーゼ」赤茶やオレンジが混じるリーフが秋にぴったり日なた〜半日陰/乾燥に強め/過湿に注意耐寒性やや弱め/寒冷地では屋内避難
コプロスマ「マタイマジック」ダークグリーンの葉色美しいコンパクトタイプ明るい日陰でも可/水は控えめに/伸びすぎたら刈り込み葉色が寒さで深まる/観賞期間長め
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3. 明るいピンクで元気をプラス|斑入り葉とのコントラスト寄せ植え

秋色といえば、深みのある色合いが多くなりがちですが、少し明るい色味を入れたい方におすすめなのがこちらの一鉢。

鮮やかなピンクのセロシア「ピンク系」をメインに、ルブス「クラシック・ホワイト」やアルテルナンテラ「エンジェルホワイト」、セリ「フラミンゴ」などの個性的なリーフが、ふんわりと鉢からあふれるように広がります。

ポイントは、大きめの丸葉ルブス「クラシック・ホワイト」の存在感。
明るい葉色でボリュームが出て、空間が一気に華やぎます。

使用した苗

  • セロシア(ピンク系)(2苗):立ち上がる炎のようなピンクの花穂が魅力。
  • ルブス「クラシック・ホワイト」:斑入りで動きのあるつる性リーフ。
  • アルテルナンテラ「エンジェルホワイト」:ホワイトの斑入りがオシャレなリーフプランツ。
  • セリ「フラミンゴ」(2苗):ピンク・グリーン・ホワイトの斑入りの小葉が寄せ植えに繊細さをプラス。

育て方のポイント

花材名特徴育て方のポイント備考
セロシア(ピンク系)柔らかなピンクの花穂が温かみを演出。切り花やドライフラワーとしても楽しめる。たっぷりの直射日光(6〜8時間)、排水良好で肥沃な用土、表土が乾いてから水やり。花がら摘みで次々開花を促進。非耐寒性。霜で枯れるため、晩秋までに楽しむのが◎
ルブス「クラシック・ホワイト」白い葉が特徴的なリーフ類。グランドカバーや寄せ植えにおすすめ。育てやすく耐寒性あり。日当たり〜半日陰、湿りすぎないが程よい水分を保つ土壌、剪定は生育後に休眠期に行う。病気や古い葉は取り除く。日本に自生する「フユイチゴ」の斑入り品種。一部のマニアの方の中で大人気の品種。2016年から流通が始まった。冬期耐寒性あり(-10°C程度)。半日陰でも育つ。
アルテルナンテラ「エンジェルホワイト」やわらかな白斑入りリーフが清楚な印象を与える低草植物。明るい直射日光〜明るい半日陰、土は常にやや湿り気を保つ、乾燥させすぎない、成長点のピンチでコンパクトに整える。非耐寒性。冬は室内避難や挿し木で継続栽培が可能。
セリ「フラミンゴ」やわらかなピンクやライム色の葉が混ざるオシャレなリーフ。明るい半日陰、保湿性ありつつ排水性も確保した土壌、水切れさせないように保つ。肥料は春に軽く。古い葉は早春にカット。寒冷地でも比較的耐寒性あり(ゾーン5〜9程度)。低メンテ、庭植え・鉢植え両用可。

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4. 銅葉とグリーンの調和|ナチュラルグラデのアレンジ寄せ植え

こちらは、ナチュラル派さんにぴったりの、落ち着きと温かみのある組み合わせ。

メインはやはり淡いパステル調のセロシア「キモノ」ピンク系。
イエロー~ピンクの穂が優しく立ち上がり、華やかさを演出しています。
周囲を彩るのはコロニラバリエガータとアルテルナンテラ「ピグモンサス」。
斑入り葉と、鮮やかなピンクの葉色が秋の移ろいを感じさせますね。

奥行き感を出しているのは、立ち上がりのあるジュズサンゴ「絣」。
白い小花のような葉が全体を軽やかにしてくれます。

使用した苗

  • セロシア「キモノ」ピンク系(2苗):淡いパステル調の色合いが美しいセロシア。
  • コロニラバリエガータ:明るい斑入りのどんなアレンジにも合う万能選手。
  • ジュズサンゴ「絣(カスリ)」:カスリの入った美しい葉と、小さな白い花が美しい。
  • アルテルナンテラ「ピグモンサス」(2苗):ピンク・グリーンのカールした葉がとっても可愛い人気品種。

育て方のポイント

花材名特徴育て方のポイント備考
セロシア「キモノ」(ピンク系)淡いイエローとピンクの花穂が秋寄せ植えにぴったり。日当たり良好(最低6‑8時間)/水は表土が乾いてからしっかり与える/排水良好な肥沃土を使用/咲き終わった花を摘むと連続開花促進非耐寒性。気温が10℃以下になると急に衰えるため、霜前までが見ごろ。
コロニラ・バリエガータ銀白の葉斑が爽やか。小さな黄色花と常緑性リーフとしても楽しめる。日当たり〜明るい半日陰に配置/乾きやすい、排水の良い土を好む/過湿NG/風通し良好な場所で育てる地中海原産で比較的耐寒あり(USDAゾーン8〜10)/寒冷地は鉢植えで冬避難が無難。
ジュズサンゴ 「絣(カスリ)小さな白花と赤い実が秋に映えるリーフ。実付きが楽しめる。明るい半日陰が適地/水は土の表面が乾いてから与える/過湿を避け、軽く剪定することで実つきを維持鉢植えや寄せ植え向き。
アルテルナンテラ「ピグモンサス」細葉でコンパクト。ピンク、コーラル、ライトグリーンや白斑が優雅な低草リーフ。明るい直射または明るい半日陰/土壌は湿りすぎず水はけ良好/乾き過ぎに注意/先端摘みでコンパクトな姿に整える 非耐寒性。冬は室内避難または挿し木による維持が可能。


5. 「果実のような彩り」をテーマにしたフレンチ寄せ植え

こちらは、先ほどご紹介したアレンジの「シンプルバージョン」
使用する苗の数を減らしつつも、色合いと質感のバランスを工夫することで、十分に華やかさを感じられる仕上がりにしました。

主役は、やさしいピンク〜淡い黄色が美しいセロシア「キモノ」シリーズ。
フワフワとした花穂がやわらかく揺れ、見る人の心をほっと和ませてくれます。

葉ものには、明るい斑入りが魅力のコロニラ・バリエガータと、個性的なカールリーフが人気のアルテルナンテラ「ピグモンサス」を。
さらに、ジュズサンゴ「絣(カスリ)」の小さな白花と斑入りの葉が、アレンジに軽やかな動きを加えてくれます。

今回の寄せ植えでこだわったのは、「鉢」のデザイン。
レトロな英字が入ったブリキ風の植木鉢は、まるでアンティークの空き缶のような風合いです。
淡いパステル系の花材との相性が抜群で、ナチュラル&ヴィンテージな雰囲気を演出してくれます。

初めての寄せ植えにも取り入れやすく、お庭やベランダをふんわり秋色に変えてくれるおすすめアレンジです♪

使用した苗

  • セロシア「キモノ」ピンク系:淡いパステル調の色合いが美しいセロシア。
  • コロニラバリエガータ:明るい斑入りのどんなアレンジにも合う万能選手。
  • ジュズサンゴ「絣(カスリ)」:カスリの入った美しい葉と、小さな白い花が美しい。
  • アルテルナンテラ「ピグモンサス」:ピンク・グリーンのカールした葉がとっても可愛い人気品種。

育て方のポイント

花材名特徴育て方のポイント備考
セロシア「キモノ」(ピンク系)淡いイエローとピンクの花穂が秋寄せ植えにぴったり。日当たり良好(最低6‑8時間)/水は表土が乾いてからしっかり与える/排水良好な肥沃土を使用/咲き終わった花を摘むと連続開花促進非耐寒性。気温が10℃以下になると急に衰えるため、霜前までが見ごろ。
コロニラ・バリエガータ銀白の葉斑が爽やか。小さな黄色花と常緑性リーフとしても楽しめる。日当たり〜明るい半日陰に配置/乾きやすい、排水の良い土を好む/過湿NG/風通し良好な場所で育てる地中海原産で比較的耐寒あり(USDAゾーン8〜10)/寒冷地は鉢植えで冬避難が無難。
ジュズサンゴ 「絣(カスリ)小さな白花と赤い実が秋に映えるリーフ。実付きが楽しめる。明るい半日陰が適地/水は土の表面が乾いてから与える/過湿を避け、軽く剪定することで実つきを維持鉢植えや寄せ植え向き。
アルテルナンテラ「ピグモンサス」細葉でコンパクト。ピンク、コーラル、ライトグリーンや白斑が優雅な低草リーフ。明るい直射または明るい半日陰/土壌は湿りすぎず水はけ良好/乾き過ぎに注意/先端摘みでコンパクトな姿に整える 非耐寒性。冬は室内避難または挿し木による維持が可能。

秋の寄せ植えを楽しむための共通ポイント

画像:生成AI✕MIHO
  • 植え込みは曇りの日や夕方に:根が落ち着きやすく、水切れもしにくいです。
  • 鉢底ネット+花台は必ず使う:通気性・排水性を確保して根腐れ防止と虫の侵入を防ぎます。
  • 水やりは朝のうちに:夜に葉が濡れていると、病気の原因に。
  • 風通しと日当たりのバランスを:秋でも湿気がこもる場所は要注意。

▼秋の寄せ植えづくりの注意点や育て方のコツはこちらの記事をチェックしてみてね!

おわりに|秋の庭に、自分だけの「物語」を添えてみて

寄せ植えは、植物と植木鉢、そして「あなたの感性」が織りなす小さなアート作品です。
今回ご紹介した5つの寄せ植えは、どれも「秋らしさ」と「自分らしさ」を両立させたデザイン。
派手すぎず、でも見た人の心に残るようなアレンジを目指しました。

このアレンジに季節のガーデンピック(例えばハロウィンのピックなど)を挿してみたり、自分なりの1苗をプラスして作ってみたり、独自性をプラスするのもオススメです!
ぜひ、あなたの秋の庭にも、お気に入りのひと鉢を添えてみてください。
どんな小さなスペースにも、「季節のしあわせ」は植えられますよ。

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