みなさんこんにちは!
元花苗オンラインショップを運営していたMIHOです~!
今回ご紹介するのは、日本の夏の定番!「朝顔(アサガオ)」です。
暑い夏でも朝からたくさん咲く朝顔を見ると、涼し気で趣があり、心が和みますよね。
私は元花屋ということもあり、かなりマニアックな品種が好きなので、今回は厳選した朝顔をご紹介しますね~!
朝顔のオススメ品種№1.江戸風情(えどふぜい)

教会の軒先で、朝顔が咲き始めました。絞り染めのような模様の「江戸風情」という品種です(^^) pic.twitter.com/pXdRqT9P5b
— 片柳弘史 (@hiroshisj) July 6, 2024
朝顔「江戸風情」は江戸時代に品種改良によって生まれた変化朝顔の一種です。
変化朝顔とは、通常の朝顔とは異なる姿を持つ突然変異した朝顔のことをそう呼びます。
一株でも色んな花色を楽しめ、かつ花色が清涼感がある色合いのため、ガーデナーの方に人気の高い品種です!
苗が小さくてもお花が咲くため、育てやすい品種だと思います。
我が家では毎年こぼれ種で増えていき、梅雨時期から芽が出始め、夏にお花を楽しんでいます。
一株で涼やかな色合いの色んなバリエーションのお花が楽しめるので、道行く人は思わず足を止めて見入るかもしれないですね。
朝顔のオススメ品種№2.グレイグミスト(グレーモーニングミスト?)
1枚目から 朝顔グレイミストの親 子 孫 pic.twitter.com/dyN622YoS7
— Air (@ozone_99) September 8, 2021
千日紅のエレスチャルと
— 宵猫 (@NyAaaN915) September 3, 2024
朝顔のグレイミスト🌼 pic.twitter.com/8F91UHJm5q
※Xの画像は「グレイミスト」の画像です。グレーモーニングミストではございません。
アメリカの品種の朝顔「グレーモーニングミスト」は画像が無かったため、グレイミストの画像にてご紹介させていただきます。
海外でも朝顔が作出されているなんて、ちょっとビックリですよね!
名前のグレーモーニングミストを訳すと、「くすんだ朝の露」というだけあって朝顔とは思えないような灰色の色合いがとても珍しく、日本的な固定概念を覆すような品種です。
くすみ系カラーがお好きな人には、たまらない品種ではないでしょうか?
ネット上でもほとんど情報が無く、市場にも出回っていないようで手に入れるのは至難の業のようですね。
メルカリなどで「グレイミスト」という名前の同じような朝顔が販売されているようですが、こちらのグレーモーニングミストと同じものかは不明です。
なかなか手に入らないからこそ、手に入れたくなっちゃいますね!
朝顔のオススメ品種№3.水戸あおい
おはようございます。今朝の新顔トリオ。超大輪「水戸あおい」という種類です。 #朝顔 pic.twitter.com/laZDNRekqH
— azukKi (@azukki_) July 7, 2016
7月の朝 ___
— 長浜奈津子 (@vivi_gato) July 9, 2020
今朝はそろいで咲いてくれました
ゆき姫と水戸あおい
雨の日に咲いた子
一日だけの花#朝顔 #雨と朝顔 #七月十日 pic.twitter.com/NKfRvc5RlL
朝顔「水戸あおい」は巨大輪咲きの朝顔で、なんと!花径が13cm以上になるそうです!すごいですよね!
花色は爽やかなスカイブルーで白い線が入ってとっても涼やか。
水色がお好きな方にオススメな品種です。
花色は日によって多少濃淡の違いはあるようですが、水彩絵の具のような美しいこの色に惚れる方は多いはず!
夏の暑い時期にピッタリな朝顔です。
私も一度育ててみたいなぁ…と興味津々の朝顔です。
真夏は水が足りないと咲かなくなるようなので、水やりはこまめにしてあげましょう。
気になる方はこちらをチェック! |
朝顔のオススメ品種№4.しだれ咲き朝顔「恋しぐれ」(こいしぐれ)
草花の苗/アサガオ:枝垂れ朝顔恋しぐれチョコ3.5号ポット https://t.co/cm4yJSPR1G pic.twitter.com/RfhCUbYqwY
— 欲しいをみつめるネットストア (@wishsto92821256) July 24, 2016
朝顔恋しぐれ pic.twitter.com/0wkMmdVKkx
— moppe (@kusabobo33) September 5, 2021
こちらの朝顔「恋しぐれ」は朝顔では珍しい枝垂れて咲く品種です!
高木誠氏育種の朝顔で、私も花屋時代は仕入れておりました。
こちらの恋しぐれは様々な色合いが出ており、バイオレットブルー、ローズ、ピンク、ちょっと変わった色合いのチョコがあります。
そのため、ハンギングなどにピッタリな品種です!
また、終日咲く遺伝子を取り入れており、真夏の炎天下でも午後2時ぐらいまでは咲き誇っているという近代的な珍しい朝顔です。
朝顔のオススメ品種№5.黒王(こくおう)
母の情緒を落ち着かせてくれる今朝の朝顔、黒王がようやく咲いた! pic.twitter.com/u0nvzrOFi3
— k i n a c o (@kinaco247) September 4, 2024
おはようございます
— がぶいぬ (@asagaosaki) August 27, 2022
今日は朝顔は、風で花弁切れていたりしてほとんど咲いてなかったです。
黒王 pic.twitter.com/u8KWT4ZIXg
朝顔「黒王」は現在、朝顔の中で最も黒に近い濃い紫色のお花を楽しむことができる品種です。
朝顔で黒色を出すことは、今のところ非常に難しいとされており、品種改良でも「黒色」と「黄色」は「幻の朝顔」と呼ばれるほど実現が困難な色とされています。
一般的な朝顔とは一線を画すため、かなり珍しい品種としてマニアの中では有名な品種。
葉は緑色で、しっとりとした大人モダンなダークパープルのお花とのコントラストがとても美しく、人目を惹く朝顔です。
こちらもあまり市場に出回っていないようで、メルカリなどで販売されているようです。
朝顔「黒王」は私もお目にかかったことが無いため、一度は育ててみたい!と思っている品種です。
朝顔の育て方について
朝顔は5月中旬~6月の梅雨時期あたりに種を植えましょう。
市販の種は発芽しやすいように処理されていますが、もしご近所さんからもらった種や昨年の種など処理されていない固い種の場合は、植える前日に一晩水につけてふやかしておきましょう。
種は1~2cmの深さに植え込み、土が乾かないように水やりしてあげましょう。
芽が出るまでは明るい日陰で管理します。
双葉が出てきたら、10cmほど間隔を空けるため間引きを行い、風通しのよい場所で管理しましょう。
ツルが伸びてきたら支柱やネットなどで誘引してあげます。
本葉が7~8枚程度になれば先端の芽を摘み取って、わき芽を発生させます。
わき芽のうち、元気な芽を1本残して他は取り除きましょう。
1本のつるを折れないように気をつけながら、下から見て「左巻き」に誘引してあげます。
肥料は10日に1回程度、既定の量を与えてあげましょうね。
朝顔は短日植物なので、夜間に照明が当たらないように注意しましょう。
※短日植物=日照時間が短くなると花を咲かせる植物のこと。
また、耐暑性はありますが、真夏の西日は避けた方がよいです。
今回は暑い夏に涼し気に咲く朝顔についてご紹介しました。
朝顔も近年、色んな品種が出ているようで、この記事を書きながらちょっとワクワクしちゃいました!
みなさまも気になる品種はありましたでしょうか?
今年はぜひ、ちょっと珍しい色合いの朝顔をお楽しみくださいね!