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【2025年最新vol.1】元花屋が厳選!ブルー系ビオラ7選|透明感あふれる青の名花たち

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ブルー系ビオラ7選 透明感あふれる青の名花たちvol.1】

ピンクが“優しさ”を表すなら、ブルーは“静かな強さ”。
冬の凍てつく空気の中で、凛と咲く青いビオラは、どこか神秘的で引き込まれる魅力があります。

花屋時代、ブルー系の仕入れは毎年ワクワクの連続でした。
光に透ける“氷のような透明感”や、“一輪でも絵になる存在感”。
今日はそんな「ブルーの魔法」をまとう7種類のビオラを、じっくり紹介します。

今回の記事の目次

1. ヌーヴェルヴァーグ「アクアレール」サトウ園芸 ※色幅アリ

まるで水彩画を閉じ込めたような、美しいブルーのグラデーション。
ヌーヴェルヴァーグシリーズの中でも特に人気の高い代表株です。

特徴:
青・紫・白が溶け合うような色変化。
光の加減でパープルにもスカイブルーにも見える“幻のような花色”。

育て方のコツ:
日中の寒暖差があるほど、色の深みが増します。
冷たい朝の光が当たる場所が理想的。

豆知識:
アクアレール(Aquarelle)はフランス語で“水彩画”の意。
同じ株でも花ごとに発色が異なり、“世界に一つだけのビオラ”として愛されます。

2. 北島園芸「藍月(あいづき)」

ビオラ北島園芸さんの藍月

青系ファンの間では“伝説”と呼ばれるほど人気のある品種。
深い夜空のような藍色に、月の光のような透明感が重なります。
灰みがかったブルーがどこか儚げで1株だけでも「絵」になるビオラ。
個人的に大好きなビオラです!!

特徴:
中心が白く抜け、外側に向かってにじんだようなパープルブルー。
冬の低温下で色が濃く、春先にはやや紫がかる表情の変化が楽しめます。

育て方のコツ:
寒風に当たると色が締まるため、屋外でしっかり光を浴びせるのがポイント。

豆知識:
“藍月”の名は「藍色」と「月光」をかけ合わせたもの。
北島園芸らしい、詩的なネーミングセンスが光ります。

3. ロカハーツ「ホーリーブルー」※色幅アリ

名の通り“神聖な青”。
透明感のあるブルーと、中心の白が光を集めるように輝く一輪です。

特徴:
清潔感のあるパープルブルー~スカイブルー。
花弁は肉厚で、寒さにも強い。

育て方のコツ:
日当たり良好・寒風OK。
多花性・強健で管理がしやすく、初心者にもおすすめ。

豆知識:
“ホーリー”は聖なるという意味。
春前の気温が上がってくると株が花で覆われる。
形が崩れにくいため、ビオラリースにもオススメの品種。

4. 花日和「シエルブリエ(ブルー系)」※色幅アリ

“輝く空”を意味するシエルブリエのブルー版。
ピンク系とはまた違い、澄み切った青が空気を清めるような印象です。
不動の人気品種です!

特徴:
淡い水色から白へと抜けるグラデーション。
光を反射して、周囲を柔らかく照らします。

育て方のコツ:
日当たりの良い場所で育てると、青がより鮮明に。
寒風にも強く、冬の代表格として安定した株。

豆知識:
“花日和”のビオラは株姿が整いやすく、写真映えが抜群。
SNSでも「冬の青空みたい」と評される人気品種です。

5. 桂楓園「フェデネージュ」※色幅アリ

“雪の妖精”を思わせる、淡く澄んだブルー。
フリルがかった花弁が繊細で、まるで氷の結晶のような佇まいです。

特徴:
淡い青~シルバーがかったホワイト。
気温でブルーの濃淡が変わります。

育て方のコツ:
冷え込みが強いほど青味が出るため、屋外管理がおすすめ。

豆知識:
“フェデネージュ(fée de neige)”はフランス語で“雪の妖精”。
名前からして冬の花にぴったりの幻想的な響きです。

6. 神戸べっぴんさん「ブルーシャドウ」岸野園芸 ※色幅アリ

関西発の実力派ブランド「神戸べっぴんさん」シリーズの青。
クリアな発色と安定した花付きで、毎年リピーターの多い人気株です。

特徴:
明るいブルー〜白のグラデーション。
光沢のある花弁が印象的。

育て方のコツ:
花上がりが良く、定期的な花がら摘みで長く咲き続けます。

豆知識:
“べっぴんさん”は「美人」を意味する関西弁。
その名の通り、どの角度から見ても美しい仕上がりです。

7. ビオラ「ビビ クリアライトブルー」

ビオラ「ビビ クリアライトブルー」

タキイ種苗の人気シリーズ“ビビ”の中でも透明感のあるブルーが魅力。
にじみ出したような水彩っぽい色合いが私も大好きです!
多花性で強健、初心者さんにおすすめの品種。
(私はよくビオラのリースに使っています)

特徴:
やや濃いめのスカイブルー。
小輪ながら花付きが非常に良く、寒さにも強い。

育て方のコツ:
やや乾燥気味の環境が◎。
水のやりすぎに注意。

豆知識:
“ビビ”シリーズは種から育てやすく、プロ・アマ問わず人気。
「クリアライトブルー」は園芸店の定番中の定番。

希少性・花色一覧表

品種名生産者/ブランド花色希少性
①ヌーヴェルヴァーグ「アクアレール」サトウ園芸水彩ブルー★★★★☆
②北島園芸「藍月」北島園芸深藍~青紫★★★★★
③ロカハーツ「ホーリーブルー」ロカハーツ透明スカイブルー★★★☆☆
④花日和「シエルブリエ(ブルー系)」花日和淡ブルー~白★★☆☆☆
⑤桂楓園「フェデネージュ」桂楓園白銀~淡青★★★☆☆
⑥神戸べっぴんさん「ブルーシャドウ」岸野園芸/「庭人(にわびと)」氏監修明るい青★★★☆☆
⑦ビビ「クリアライトブルー」タキイ種苗淡水色★★☆☆☆

青を美しく咲かせるコツ

  • 光を味方に…
    青は光の反射で変化する色。朝~午前中の日差しが最も美しい発色を見せます。
  • 寒暖差をつける。
    昼夜の気温差が花色を濃くします。夜間は屋外の冷気に当てましょう。
  • 過湿注意。
    青系は湿気に弱く、過湿で退色しやすい。鉢底石で通気性を確保。
  • 花がら摘みを丁寧に。
    咲き終わりを残すと次の花色が鈍るため、定期的に摘むのがポイント。

おわりに:青い花がくれる“静かな幸福”

青いビオラは、華やかさではなく“心を鎮める美しさ”を持っています。
寒い朝に霜をまといながら咲く姿は、まるで自然からの小さなメッセージ。

どの品種も、光の下で表情を変える生きたアート。
あなたの庭にも、ひと鉢の“青”を添えてみてくださいね。
その静けさの中に、確かなぬくもりが見えてくるはずです。

第2弾もぜひご覧下さいね!

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ブルー系ビオラ7選 透明感あふれる青の名花たちvol.1】

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