「何だか最近、心も暮らしも重たく感じる」
「モヤモヤしてヤル気が出ないし、いつもイライラする!」
そんな思いを抱えたとき、私が始めたのは「不要物を捨てる」という挑戦でした。
暮らしの中に溜め込んだものを見直し、手放すことで、部屋がスッキリするだけでなく、
心と運気までもが軽くなったと実感しています!
今回の記事は今、私が挑戦している暮らしを整える方法「断捨離」についての記録です。
■ いつの間にかモノに縛られていた私
「いつか使うかも」と取っておいた服、雑貨、家電…
「断捨離している暇もない!」と、どんどん家にため込む日々…
思い返せば、私は“もったいない”と”忙しい”を言い訳にて、何年も開けていない引き出しをそのままにしていました。
でも、「いつか使うかも」のその“いつか”は、ほとんど来なかったのです。
不要物を溜め込むということは、過去の自分に縛られ続けること。
「思い出だから」「高かったから」と手放せなかったものは、今の私にとって本当に必要なのでしょうか。
部屋が物だらけになり、気づけば上へ上へと積み上げられていく日々。
ちょっとした必要な物がすぐに見つからず、探すたびにイライラしてしまうことも増えました。
オチビ達からも「〇〇が見つからないけどどこに行ったの?」「ここに置いてあったのに無くなってる!」と、
家族総出で探し物をするのが当たり前に。
「このままじゃだめだ!」
そう強く思った私は、花屋を辞めるのをきっかけに、思い切って断捨離を決行しています!
■ 断捨離は「暮らし」だけじゃなく「人生」を整える

断捨離とは、単なる片付けではなく「自分がどう生きたいか?」を見つめ直す時間だと私は思います。
モノをひとつひとつ見直すたびに、自分の価値観が磨かれていくのを感じました。

■ 不要物を捨てると運気も上がる?
風水では、「不要なモノが溜まると家に滞った気が溜まる」と言われています。
不要物が多い場所は、良い気の流れを止めてしまい、運気を下げる原因にもなるそうです。
私自身、部屋をスッキリさせてから、オチビ達と部屋の中から庭の木々をゆっくりと眺めて過ごすことが増えたり、探し物がすぐ見つかるようになったり、小さなラッキーが重なるようになりました。
玄関や水回りを整えることが基本とされる風水ですが、家中の不要物を手放すことも、新しい幸運を招き入れる“おまじない”のようなもの。
暮らしが整うと、心も運も軽やかになるのです。
■ 捨てることは失うことじゃない。未来の「余白」をつくること
手放すことは何かを失うことではなく、未来の自分のための余白をつくること。
本棚に積んだままの本、着ない洋服、壊れたままの家電…
「ありがとう」と言って手放してみると、そこに空間が生まれ、心にも余裕ができました。
■ 気負わなくていい。まずは「ゴミ袋1袋」から

断捨離を始めたばかりの頃、私は「全部終わらせないと!」と気負っていました。
でも結局、そんな1日で終わるはずもなく、終わらないことに対するイライラで、気持ちが疲れて挫折してしまったこともあります。
そんな私のような「せっかちさん+完璧主義者さん」にこそ伝えたいのは
「一気にしようと思わなくていい」ということ。
一週間に1回だけでも「減らすこと」が少しずつ習慣になれば、暮らしは確実に軽くなります。

■ 不要物を捨てるおすすめステップ
私がやってみて無理なく続いた「捨てるステップ」を紹介します。
✅ 1. 期限切れのものを処分する
食品、薬、コスメなどは迷わずゴミ袋へ。
液体物(醤油やソース)、缶詰、ジャムなどは捨てるときに中身を出したり分別したりと、ひと手間かかります。
だからこそ、「あとでまとめてやろう」と思いがちですが、これが溜まる原因。
私のおすすめは、“小さな勢い”を味方につけることです。
ほんの数分でも「この5分で何個処分できるかな?」とゲーム感覚でやってみると、思いのほか気分が乗ってきます。
✅ 2. 壊れているものを見直す
断捨離を進めるとき、意外と多いのが「壊れているのにそのまま」の物です。
これって意外と見て見ぬふりをしてしまうんですよね。
でも、「いつか直すかも」は大体直しません。
例えば…
✅ 持ち手が取れたマグカップ
✅ 割れてガタついている収納ケース
✅ 動かない家電(掃除機・ミキサーなど)
✅ 破れて縫おうと思って放置している衣類
✅ ボタンが取れたままのシャツ
✅ タイヤがパンクして長らく乗っていない自転車
「直せばまだ使えるかも」と思って取っておきがちですが、それを“いつ修理するのか”を自分に問いかけてみてください。
直す気が湧かない、時間が取れない、そもそも修理代が新品より高いかも…。
そんな場合は、もう十分役目を果たしてくれたと思って「ありがとう」とお別れするのが一番。
私も昔、何年も「直さなきゃ」と思って取っておいた家具を処分したとき、部屋のスペースだけでなく、心のどこかにあった「いつかやらなきゃ」のモヤモヤがなくなってスッキリしました。
「壊れているのに置きっぱなし」は、スペースを取るだけでなく、見えないストレスの原因にもなります。
小さな修理の先延ばしがなくなるだけで、暮らしは不思議と身軽になりますよ。
✅ 3. 同じものが多いものを減らす
気づけば、気に入って買ったはずの物が「何個も」溜まっていませんか?
特に日用品や雑貨など、暮らしの中でつい買い足してしまう物は要注意です。
✅ 例えば、こんなものが…
・タオルやハンカチが引き出しに入りきらないほど
・エコバッグが何枚もあって結局使うのはお気に入りだけ
・マグカップやグラスが家族の人数以上にたくさん
・同じようなボールペン、カラーペン、ノート、文房具が何本も
・保存容器や水筒が棚にぎっしり
・エプロンやキッチンツールが似たものだらけ
・靴下が山ほどあるのにお気に入りだけ履いている
「これ全部必要?」と思ったら、
自分が1週間や1か月の中でどれだけ使っているか考えてみてください。
例えば、タオルなら家族分×洗い替え+予備1〜2枚があれば十分。
保存容器も、使っていないサイズは思い切って手放すのもアリです。
「数を絞って大切に使う」習慣を持つだけで、モノにも自分にも優しい暮らしがスタートしますよ。
✅ 4. 思い出の品は無理しない
断捨離の中で、いちばん心が揺れるのが「思い出の品」かもしれません。
アルバムや手紙、子どもの作品やお祝いの記念品など、どれもあなたの人生を彩ってきた大切な証です。
だからこそ、無理に捨てようとすると心が疲れてしまいます。
思い出の品は、全部を手放す必要はありません。
「今の私に必要な思い出はどれだろう?」
そう自分に問いかけて、残したい物を選び取っていくだけでも心の整理になります。
私も、子どもの工作や保育園の連絡帳、教科書を全部取っておいていましたが、何年も見返さないものもたくさんありました。
そこで、写真に撮って残したり、オチビが書いた文字や描いたイラストだけファイリングしたり、お気に入りの工作の一部だけを箱にまとめて「思い出コーナー」にすることで、気持ちを整理できるようになりました。
どうしても捨てられない物は、焦らなくて大丈夫。
一時保管ボックスを作って、数か月後にまた見直すだけでも前進です。
思い出はあなたの中にちゃんと残っています。
だからこそ、“無理しない”を大切にして、自分の心がほっとする形で寄り添ってあげてください。

■ 家族にも伝わる断捨離の効果
私が断捨離を始めて変わったのは、自分だけではありませんでした。
家族も私の暮らしの変化を見て、少しずつ「これいらないかも」と思えるように。
子どもの思い出の品も、全部取っておくのではなく、写真に残して手放すなど工夫をするようになりました。
片付けでイライラする時間が減るだけで、家族の空気も穏やかになるのを感じています。
■ 私の今の挑戦は、心と暮らしを「身軽」にすること

私にとって、不要物を捨てることはただの片付けでも流行りのミニマリズムでもなく、「自分の心と暮らしを整えるための挑戦」です。
空いたスペースに新しい風が流れ込み、新しいチャンスや幸せを呼び込んでくれると信じています。

■ さいごに
「暮らしを変えたい」「人生を変えたい」そう思ったとき、まずできるのは身の回りの小さな一歩。
気負わずに、一気に終わらせなくていい。
まずはゴミ袋1袋分だけでも、未来は少しずつ変わります。
不要物を捨てることで心も運気も整え、私と一緒に“身軽な暮らし”を始めてみませんか?




