1月の庭に生える縁起の良い植物があります。それはクレマチス、ロウバイ、スイセン、クリスマスローズ、マラコイデスです。それぞれの特徴を解説します。
1月の庭に生える縁起の良い植物5選(クレマチス、ロウバイ、スイセン、クリスマスローズ、マラコイデス)
1月の庭に生える縁起の良い植物①クレマチス(冬咲き)
クレマチスは、ガーデニングで最も人気のある花のひとつです。 バラのコンパニオンプランツとしてよく栽培されています。 庭の主役にも脇役にもなり、さまざまな雰囲気に合わせることができます。
クレマチスには、多くの品種があります。また、開花時期も春、夏、冬とさまざまです。冬咲きのクレマチスを植えておけば、真冬でも1月には花が咲いています。
白い花を咲かせる「クレマチス・シルホサ」や、釣り鐘型の花が咲き誇る「クレマチス・アンスンエンシス」など、お気に入りの品種を育ててみてはいかがでしょうか?
立冬。冬咲クレマチスのシルホサ‘ジングルベル’が咲いた。(Clematis cirrhasa 'Jingle Bells') pic.twitter.com/4jTIMmgGrA
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冬咲きクレマチスのアンスンエンシスが花盛り@保育園の庭 pic.twitter.com/Yg0N0TB578
— 泉健司 (@BiotopeGarden) January 21, 2019
冬咲きのクレマチスは、大きく常緑性と落葉性に分けられます。常緑性冬咲きタイプの「アンスンエンシス」は、夏に伸びた蔓の節々から花を咲かせ、花弁が巻いているのが特徴です。
クレマチスアンスンエンシス
— m (@FruitRain) April 4, 2022
お正月前に可愛いベルの花をいっぱい咲かせてくれました🔔
それが種になってふわふわあちらこちらに。発芽率高くてご近所のお庭に芽を出したらどうしょう。種が出来る前に切り戻しとけば良かったな。 pic.twitter.com/R3RZBkPYvk
落葉性には、夏に休眠し、秋口から再び成長を始め、初冬にパラシュートの様な形をした乳白色の花を咲かせるシルホサ系があります。
シルホサ系の果実のボールは、花後の果球は下向きについて、美しい銀白色の輝きを放ちます。その他にも、冬に楽しめる開花種がいくつかあります。
1月の庭に生える縁起の良い植物②ロウバイ(蝋梅)
ロウバイ(蝋梅)は、蝋細工の様な透明感のある黄色の花を咲かせます。中国原産の芳香のある花木で、高さは4mほどになり、12月から2月にかけて咲きます。いくつかの品種がありますが、日本でよく植えられているのは「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」という品種になります。
スイセンと同じくらい「ロウバイは咲いていますか?」というお問合せをいただく季節に!
— 都立葛西臨海公園 (@ParksKasai) January 14, 2025
今日撮った写真です🥰
香りとリンクの地図を頼りに探してみてね!
☝️オススメは日本庭園脇の #ソシンロウバイhttps://t.co/kp8dFgZR7T
☝️鳥類園の #ロウバイ と見比べるのも◎https://t.co/zNFll1GTqQ pic.twitter.com/zspIDM7QJ7
見た目が似ており、同じ漢字で書くため、ウメと混同されることが多いですが、実際には異なる植物です。ウメはバラ科、ロウバイはロウバイ科に属します。
ロウバイは、初心者でも育てやすいので、冬に庭を彩る花木をお探しの方には最適です。
蝋梅にはいくつかの品種があります。花の中心部が赤紫色のロウバイや、中心部が黄色や白のソシンロウバイという園芸の品種があります。
真ん中の赤紫色がアクセントのロウバイ💕
— maruse (@maruse12468) February 9, 2023
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また、ソシンロウバイは、香りが良くて花も大きく、花芯まで黄色で美しいので人気があります。
1月の庭に生える縁起の良い植物③スイセン
地中海沿岸が原産といわれるスイセン。細い緑色の茎に、白や黄色の美しい花を咲かせます。品種によって、11月頃から花を楽しむことができます。
おはようございます·͜· ︎︎ᕷ
— ✿✾ flower ✿❁︎ (@yokowks) January 17, 2025
水仙咲く
千葉県鋸南町江月 pic.twitter.com/yayQyOrLzl
手入れも簡単なので、初心者にもぴったり。花壇や鉢植えで育ててみませんか?
花には花弁と萼片の6枚と、その基部に付くラッパ状の副冠からなっております。副冠は面白い形に変化して、色も白、黄色、オレンジなど多彩です。
1月の庭に生える縁起の良い植物④クリスマスローズ
クリスマスローズは、ユニークな花の形が人気です。クリスマスローズという名前ですが、日本では1月から3月にかけてが花のピークです。
花びらの様に見えるひらひらとした箇所は、咢片です。咢片は散りにいため、長く観賞できるのがメリットです。一重咲き(シングル)、八重咲き(ダブル)、半八重咲き(セミダブル)など、咲き方の種類は色々あります。
色もたくさんあり、白やピンク、黄、紫、茶、黒などお好みのものを選択できます。「スポット」という斑点の入ったものであったり、「ピコティー」といった縁取り入りのものなど、咢片に入った模様を鑑賞できるのもメリットです。
クリスマスローズ ピコティ
— いちごみるく (@ihigomiruku7) February 28, 2023
学生の時に一目惚れしたクリスマスローズ
八重咲きに、ピコティ模様が美しい💕
毎年咲いてくれてありがとう☺️#クリスマスローズ #クリスマスローズピコティ #ガーデニング #園芸 #花が好き pic.twitter.com/Bb7yBBxjb5
花色、花形も豊富で、種から育てたものはそれぞれ違った花を咲かせるので、お気に入りの花を探す楽しみもあります。
丈夫で育てやすいものが、多いのも魅力です。鉢植えにも庭植えにも適しており、他の花に先駆けて咲くので、冬の庭を彩ってくれます。半八重咲き(セミダブル)や八重咲き(ダブル)の園芸品種もあります。
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クリスマスローズは花色・花姿が豊富!
春は可愛らしい花が多いので、クリスマスローズが加わることで花壇の表情がぐっと大人っぽくなることも✨
花が少ない時期に楽しむことも、春先の花を楽しむ際のアクセントにもピッタリなお花なんです🌷😌 pic.twitter.com/JYx17rmhgz
1月の庭に生える縁起の良い植物⑤プリムラ・マラコイデス
プリムラ・マラコイデスは、サクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の一年草です。白い粉をまとったような姿から「ケショウザクラ(化粧桜)」と呼ばれることもあります。1月から4月にかけて花を咲かせます。赤紫、紫、ピンク、白、水色、淡い黄緑など、さまざまな色の花を咲かせます。
プリムラ・マラコイデスは、中国雲南省原産の一年草です。暑さに弱いので、種まきは6~7月か9月に行うと、翌年の早春から花を楽しむことができます。
耐寒性は-3度程度となっておりますが、霜や寒風には弱く葉が傷むため軒下管理が適しています。また、鉢用の品種は3度以上が望ましいため、真冬の屋外での管理は避けましょう。
サクラソウの導くままに 🌸🍃🌞
— mikoto (@mamakun_6v6) March 12, 2024
西洋桜草 乙女桜 化粧桜
プリムラ マラコイデス#PrimulaMalacoides
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大きく分けると、小輪品種(花の小さい系統)と、大輪品種(花が大きく葉がごわごわした系統。花色が豊富)の2種類があります。
小輪品種は、タネから植えても毎年よく咲きますが、大輪品種はタネが少なく、耐寒性も弱いので、人為的にタネをまき、冬越しで寒さ対策をする必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?気になる植物はありましたでしょうか?
冬でも楽しめる植物が意外と多くあり、少しずつ増やしていくのも楽しいかもしれませんね。今回ご紹介した1月の庭に生える縁起の良い植物を植えてみてください。