ハンギングバスケットで作る!秋色が綺麗なおすすめ寄せ植え

ススキが風になびき、虫の音が心地よい季節になりました。
今回は野に咲く花々をイメージした、秋色が綺麗なハンギングバスケットの作り方を紹介します。

今回の記事の目次

秋色ハンギングバスケットを作るポイント

・つる性の植物を使用してみる。
ハンギングバスケットは壁面にかけて飾るので、垂れ下がる植物を入れると動きが出ます。
アイビーや、初雪カズラなどのツル性の植物をぜひ入れてみてください。

・デコレーションしてみる。
季節感のある寄せ植えをつくるには、器自体にもデコレーションをしてみましょう。
カボチャやハロウィンのガーランドを巻き付けてみると雰囲気が出ます。

※陶器などの置物は、落下する可能性がありますので使用しないようにしましょう。
私は木製や発泡スチロールで出来たものを使っています。
汚れたり、カビが生えたら場合は取り換えます。

・土は軽いものを使う
ハンギングバスケットは「フェンス」や「ベランダ」などに吊り下げて飾るので、できるだけ軽い土を使いましょう。

秋色ハンギングバスケット

使用する苗

名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
銅葉プチダリアハミングブロンズ(エタニティ)30~50cm6~11月多年草
名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
ペニセタム・チェリースパークラー50~80cm6月下旬~9月多年草
名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
ジュズサンゴ30~150cm6~10月多年草×
名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
千日小坊(※今回2苗使用)30~100cm9~12月多年草
名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
エクスコエカリア(※茎や葉っぱを折ったときに出る白い汁には毒があるので注意が必要)50~200cm低木×
名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
コウシュンカズラ6~10月ツル性低木×
名前背丈花期種類耐寒性耐暑性
モミジ葉ゼラニウム(バンクーバーセンティニア)30cm4~11月宿根草

※一部画像では、アイビーも使用しています。

準備する道具について

■ハサミ

■ビニール手袋

■ハンギング(M)・スタンド

■土

■苗(8種類)

■ココヤシファイバー

■ごみ袋

■デコレーション(ガーランド)

作成手順

(1)ハンギングバスケットを用意します。
今回、例として使用したハンギングバスケットは「Mサイズ」です。

ハンギングバスケットに秋物のガーランドを網目に通して、デコレーションをします。

(2)ハンギングの横で植物を並べて、イメージを固めます。
ハンギングでは、後方が壁やフェンスとなりますので、背の低い植物は前面に配置しましょう。
また、ツル性の植物(枝垂れていく植物)も、前面に配置します。

(3)花やつぼみ、葉の向きを正面に向けます。

■【修正前】花が後ろを向いている。

■【修正後】正面に向ける。

(4)ハンギングバスケットに土を敷きます。
土は園芸店で売っているハンギング用の専用土や、軽い土を選びましょう。
土は入れすぎず、苗が入るようにポット1つ分ぐらいの高さをあけておきましょう。

■土


(5)各苗の下葉の処理をします。
葉が黄色くなっていたり、枯れているものを取り除きます。

(6)後方に配置した大きい苗からハンギングバスケットに入れていきます。
植物をポットから丁寧に取り出し、赤丸の部分の土を取り除きます。
赤丸以外の土を取り除く場合は、根が傷みやすいので「素早く、かつ丁寧に」取り除いていください。

■茎元付近の土を取り除く。
(根が傷みにくい場所)

■全体的に土を取り除いていく。
(根が傷みやすい場所)

画像では、かなり土を取り除いています。
※夏の暑い時期や、苗の管理状態が悪いと、ここまで土を取り除いた場合、枯れてしまうこともありますので注意してください。

(7)ポットから2つ以上茎が出ている場合は、株分けをすることもできます。
ハンギングバスケットの様子をみつつ、株分けをしてアレンジするのもいいでしょう。
※ただし、株分けをすると、根が傷みやすいので、枯れてしまうこともありますので注意してください。

■株分け前(1つ)

■株分け後(2つ)

(8)全ての苗を入れた後、一度ハンギングバスケットから離れてみて、全体のまとまりを確認します。
修正が必要であれば、修正します。

(9)苗と苗の隙間や植木鉢の隙間に土を入れます。

(10)根元の土の上にココヤシファイバーを敷いていき、土を隠します。

(11)最後に水を底から流れるぐらいたっぷり与え、完成です!
※植え付け後の苗は非常にデリケートです。1~2日は風通しのよい日陰で保管してください。

また、軽い土を使用しても、水を与えると重くなります。
飾る際は、落下しないようにしっかり設置しましょう。

日常の管理方法

・活力剤について
ハンギングバスケットを作成した後、活力剤を与えてあげると、苗が元気になります。

・肥料について
ハンギングバスケットを作成した直後は、苗は傷だらけの状態です。
そこに肥料を与えると「傷口に塩を塗る」のと同じことになりますので、すぐには与えません。
一週間程経ってから与えましょう
その後は、液肥の場合は、一週間に1回与えましょう。

・水やりについて
ハンギングはとても通気性がよく、植木鉢よりも乾燥し、水切れがよく起こります
定期的にバスケットを持ち上げてみて、軽くなっていれば、水を底から流れるぐらいたっぷり与えましょう。

まとめ

今回は秋色ハンギングバスケットの作り方を紹介しました。
ハンギングバスケットは玄関やフェンス、ベランダなど、庭が無くても様々な場所で楽しむことができます。

デコレーションをハロウィンのお化けなどにすると、ハロウィン感を演出することもできますね。
ぜひ秋のカラーリーフや植物を使って、ハンギングバスケットを楽しんでくださいね!

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