暑さもひと段落し、赤とんぼが飛ぶ季節になりましたね。
今回は秋の一大イベントのハロウィン特集として、おうちで作れるハロウィンハーバリウムを紹介します。
10月31日までに作ってみてはいかかでしょうか?
ハロウィンハーバリウムについて
「ハロウィンハーバリウム」のポイントとオススメの配色を紹介します。
ポイント
・花色は白・黒を除く「3色」以内にします。
色を入れすぎると、汚く感じてしまうので注意が必要です。
・色の割合も考慮する。
ハロウィンカラーは反対色に近い色が多いので、同じ割合で使用するとキツイ印象になります。
例)オレンジの反対色=紫・青・緑
そこで、メイン70%、サブ25%、アクセント5%程度で配合すると良いでしょう。
オレンジや緑、紫、黒といった色の濃いものは、挿し色として使うようにしましょう。
また、濃い色をメインにする場合は、他の濃い色はアクセントとして使用しましょう。
オススメの配色
ハロウィンハーバリウムを作る際、オススメの配色を挙げます。
・シルバー+(ブラック)
・シルバー+(ブラック、ホワイト)
・イエロー+(ブラック、ホワイト)
・オレンジ+(ブラック、ホワイト)
・オレンジ、パープル、グリーン
・オレンジ、パープル+(ブラック)
・オレンジ、グレー、シルバー+(ブラック、ホワイト)
私の失敗例
お恥ずかしながら、お花の先生をしていても失敗することは日常茶飯事です。
しかし、失敗した経験が多ければ多いほど成長すると思いますので、みなさんも失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてみてくださいね!
下の画像では、「イエロー、オレンジ、パープル、グリーン」の4色を使い、そこに白+黒を入れてみました。
4色入れた上に、花材をあまりに盛り込み過ぎて、実際作ってみると汚い感じになってしまいました。
ハーバリウムではぎっしり入れてしまうより、多少透け感を残して作成した方が透明感があって綺麗に仕上がります。
作り方
それでは、実際にハロウィンハーバリウムを作っていきましょう!
準備するもの
- ハサミ
- ティッシュ
- 除菌シート
- ビン(初めは市販のハーバリウム専用ビンをオススメします)
- オイル(シリコンオイルかミネラルオイル)
- 先の長いピンセット
- 花材
- ビーズ
- ワイヤー
- リボンやチュール
手順について
(1)机の上を片付け、作業する場所は除菌シートでふきます。
(2)材料と道具を机の上に置きます。
(3)手をせっけんで洗い、しっかりと水分をふき取ります。
洗わない場合は、除菌シートで手をふきましょう。
(4)ハサミの刃の部分、ピンセットを除菌シートで消毒します。
(5)ビンと花材を机に並べます。
今回は以下の花材を使用します。
【プリザーブドフラワー】アジサイ、ペッパーベリー、カスミソウ
【ドライフラワー】シルバーデージー
(6)花材をハサミで小分けにします。
(7)リボンや針金を、入れやすいサイズにハサミで切ります。
(8)ビンの横に、入れた時のイメージをしつつ、ピンセットで花材を並べます。
(9)イメージがかたまったら、ビンの下になる部分から順にピンセットで入れていきます。
シルバーデージーなど大きい花は、ピンセットは使わず、指でそっと押し入れます。
花材を入れながらピンセットで配置を調整しましょう。
(10)位置が決まれば、オイルを注ぎます。
オイルは、ビンを少し傾け、側面にオイルを沿わすようにゆっくりと注いでいきます。
この時、オイルを花の上からドボドボと垂らしてしまうと、花の位置が変わってしまうので注意しましょう。
(11)下の画像ぐらいオイルが入ったら、ビンを少しずつ立てつつ、側面に沿わせながらゆっくり注いでいきます。
(12)オイルがビンの首の部分まできたらストップ。
入れすぎると、膨張してあふれることがあるので注意しましょう。
(13)ビンの中の気泡を抜くため、フタを閉めずに5分間放置します。
(14)気泡がある程度抜けたら、フタをしっかりと締めます。
花びらに、はさまった気泡などは完全には抜けきらない場合もあります。
ピンセットなどで花を傾け気泡を出す方法もありますが、下手に触ると配置がおかしくなる場合もありますので、ほどほどにしておきましょう。
(15)リボンなどの飾りをつければ完成です!
まとめ
今回は
・ハロウィンハーバリウムについて
・作り方
について紹介しました。
ハーバリウムの材料は、インターネットで簡単に手に入ります。
作ったハーバリウムをおうちで飾ったり、友だちにプレゼントしてもいいですね!
この手順を参考に、色々な色のハーバリウム作りに、ぜひチャレンジしてみてくださいね!