【2025年11月】しし座流星群の見頃|庭から楽しむ流星群観賞ガイド

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しし座流星群の見ごろ、庭から楽しむ星空観賞ガイド

こんにちは、元花屋「和花人(わばなびと)」のMIHOです。

秋も深まり、夜空が澄んで見える11月。
そんな時期に楽しめる天文イベントが、しし座流星群です。
過去には「流星雨」と呼ばれるほど大出現したこともあり、天文ファンにとっては特別な流星群のひとつ。

2025年のしし座流星群は、月明かりの影響が少なく観測条件は良好。
庭やベランダからでも十分に楽しめます。

この記事では、2025年のピーク情報・見えやすさ・観賞のコツ・神話・昔の夜の楽しみ方を詳しくまとめました。

今回の記事の目次

しし座流星群とは?

画像:生成AI✕MIHO

しし座流星群は、テンペル・タットル彗星が残した塵が地球の大気に飛び込むことで発生する流れ星。
母天体が彗星であることから、流星の速度が非常に速く、明るい流星が多いのも特徴です。

過去には1833年と1966年大規模な「流星雨」が観測され、1時間に数千個もの流星が夜空を流れたと記録されています。

こうした歴史的な出来事からも、しし座流星群は「いつかまた大出現するかも」と期待される存在なんです。

2025年の見ごろとピーク

  • 活動期間:2025年11月6日~30日
  • ピーク日:11月17日夜~18日未明
  • 見ごろ時間帯:深夜〜明け方(午前2〜4時ごろが狙い目)

👉 2025年は下弦の月の時期ですが、夜半以降は月が沈むため観察条件は良好
夜空が暗くなる午前2時以降が特におすすめです。

見えやすさの目安(2025年)

  • 見えやすさ:★★★★☆(4/5)
  • 出現数:1時間あたり10〜15個程度

しし座流星群は大出現が不定期で起きるため、年によって見える数は変動します。
2025年は大規模な流星雨の予報はありませんが、それでも1時間に10個前後の流星が期待でき、条件が良ければそれ以上に見えることも。

流れ星の速度が速いので、見えた瞬間に「スッ」と消える印象が強いのも特徴です。

見える方角と地域差は?

放射点は「しし座」の頭部付近、たてがみのあたりに位置します。
ただし流れ星は放射点から四方八方に流れるので、空全体を広く眺めるのがベストです。

地域による違い

  • 日本全国で観測可能ですが、空の暗さで大きな差が出ます。
  • 都市部では街明かりで数が少なくなる一方、山間部や海辺では空気が澄み、流星がくっきり見えることも。
  • 北日本は空気が乾燥しやすいため条件が良い傾向あり。

地域別の観賞条件まとめ(2025年しし座流星群)

地域見やすさポイント
都市部(大都市圏)★★☆☆☆光害が強く数は少なめ。
月が沈んだ後の深夜が狙い目
郊外・地方都市★★★☆☆比較的条件は良好。
建物や街灯の少ない場所を探すと◎
山間部・海辺★★★★☆澄んだ空で見やすい。
1時間に10個以上見える可能性も

庭やベランダで観賞するコツ

10月に比べてぐっと冷え込む11月。
虫は少なくなりますが、その分「寒さ」と「快適さ」が大切になります。

防寒最優先

ダウンジャケット・毛布・カイロは必須。
特に足元を温めると快適度が違います。

画像:生成AI✕MIHO

照明を工夫

キャンドルやランタンをほんのり灯すと、暗さに慣れる邪魔をせず雰囲気も演出できます。

観賞スタイル

椅子やラグを広げ、温かい飲み物を用意して“夜のピクニック”感覚で。

おすすめのお供

焼き芋や栗など秋の味覚を準備すれば、星空観賞がさらに楽しい時間に。

しし座の由来(神話)

画像:生成AI✕MIHO

しし座は、ギリシャ神話に登場するネメアの獅子に由来します。

  • ネメアの獅子は鉄のように硬い皮膚を持ち、武器では傷つけられない怪物でした。
  • 勇者ヘラクレスは素手で格闘し、この獅子を退治。
  • その姿が夜空に残され「しし座」となりました。

夜空に大きく横たわるしし座は、春先に特に見やすい星座ですが、11月の流星群では放射点として役立ちます。

昔の夜の楽しみ方(11月編)

11月は「冬支度」の季節。
夜にはこんな過ごし方や風習がありました。

画像:生成AI✕MIHO

収穫後の団らん
 稲刈りを終えた家族が囲炉裏を囲み、保存食を作りながら夜空を眺めたと伝えられています。

画像:生成AI✕MIHO

火祭りや夜祭
 各地で火を焚いて豊作を感謝する行事があり、星や月と結びついていました。

長夜の語らい
 日が短くなるこの季節は「長夜」と呼ばれ、家族で星空を見上げながら語り合う習慣もありました。

MIHO

昔の人々にとって、星空はただの景色ではなく「祈りや感謝を込める場」でもあったのです。

まとめ|2025年11月の庭で楽しむ流星群

  • 11月17日夜~18日未明にしし座流星群がピーク
  • 見えやすさ:★★★★☆/1時間に10〜15個程度
  • 夜半以降は月が沈み、観測条件は良好
  • 日本全国で観測可能だが、環境によって見える数に差が出る
  • 神話や昔の風習を知ると、夜空観賞がさらに特別な時間に

秋の深まりとともに、庭で夜空を見上げるひととき。
流れ星を見つけたら、お願いごとをたくさんしましょうね。

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この記事を書いた人

花と緑に囲まれた、ちょっとごきげんな毎日を。
ガーデニング歴10年以上。
副業で花苗のオンラインショップ運営を経てブログを再開。
2児のママとして、子育てと仕事、そして「私らしい暮らし方」を模索しながら奮闘中。
このブログでは、四季の庭づくりのヒントや、暮らしの中で見つけた小さな幸せを発信しています。
別サイト【和花人ブログ】では、副業・ブログ運営・自分らしい働き方について発信中!
花とともに歩んできた私の「好き」を仕事にする挑戦も綴っています。
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