こんにちは、元花屋のMIHOです。
この前、ミモザの剪定時期についての記事を書いたのですが、実はその流れでよくいただく質問があります。
「剪定したミモザの枝って、どうしてますか?」
「切り花として飾れるんですか?」
答えは、はい、楽しめます。
しかもミモザは、「剪定=終わり」ではなく、剪定してからが、いちばん楽しい花だと私は思っています。
今回は、
- ミモザを切り花にするタイミング
- 切り方の考え方
- 長持ちさせるコツ
をブログで丁寧に解説しつつ、実際の切り方や手の動きはYouTube動画とあわせてご紹介します。
まずは動画で見たい方はこちら

文章よりも、
- 枝の太さ
- 切る位置
- 手の動かし方
は、動画の方が圧倒的に分かりやすいです。
▼ ミモザを切り花にする方法(YouTube動画)
このあと、
「なぜそうするのか?」
「失敗しやすいポイントは?」
を、ブログで補足していきますね。
ミモザを切り花にするベストタイミング
ミモザを切り花にする一番のポイントは、花の状態です。
おすすめのタイミング
- つぼみ〜咲き始め
- ふわっと黄色が見え始めた頃
あまりおすすめしない状態
- 完全に満開
- 花が開ききって粉っぽくなっている
満開のミモザは一見きれいですが、じつは水を吸いにくく、散りやすい状態。
「これから咲く」くらいで切る方が、室内でゆっくり変化を楽しめます。
▼ 剪定の適期については、ミモザの育て方完全ガイド・剪定時期の記事で詳しく書いています。

ミモザを切り花にするときの切り方の考え方
ここは動画とあわせて見てほしいポイントです。
切る枝の選び方
- 太すぎない枝
- 先端に花芽がついているもの
- 元気な葉が残っているもの
切る位置の基本
- 迷ったら「少し長め」に
- 後で調整できる余白を残す
ミモザは、短く切りすぎると水揚げが難しくなることがあります。
動画では、「このくらいなら大丈夫」という目安を実際に切りながら説明しています。
▼ 実際の切り方はこちら(YouTube)
ちなみに、YouTube動画の中で私が実際に使っている可愛いピンクゴールドの「花鋏」がこちらです。
私がこの鋏を選んだ理由は、「よく切れる」だけではありません。
動画撮影中も、変に力を入れず、自然な動きで切れるので、結果的に花への負担も少なくなります。
道具は、作業を早くするためだけでなく、花と向き合う時間を心地よくしてくれるものだと思っています。
外山刃物の手造り(鍛造)花鋏は、全工程を職人さんの手作業で仕上げた鋏。
特徴的なのは、剃刀のように鋭い刃。
生木でもスッと入るため、枝を潰さず、切り口がとてもきれいです。
ミモザのように、
・枝に弾力がある
・切り口の状態が花持ちに影響する
そんな植物には、特に向いています。
正直に言うと、
この鋏は「安価な入門用」ではありません。
ことを考えると、長く花を楽しみたい方には、結果的にコスパの良い一本だと感じています。
▼ 私が使っている外山刃物の花鋏はこちら
▼動画で紹介した花筒はこちら
葉は落とす?落とさない?
これ、かなり聞かれます。
全部取る必要はありません。
- 葉がある → ナチュラルで軽やか
- 取りすぎる → 乾いた印象になりがち
ミモザは、少しラフなくらいがいちばん可愛い花です。
ミモザを長持ちさせるコツ
水揚げについて
- 水を替える時は少し切り戻す
- 太い枝は十字切り、細い枝は吸水面が多めになるように意識して切る。
ミモザは水揚げが少し難しい花なので、購入した当日や切ったその日に、100円ショップなどで手に入る「切り花用の栄養剤」を水に溶かして使うと、日持ちしやすくなります。
ただし、栄養剤を入れた水を長期間そのままにしておくと、雑菌が増えやすくなってしまう点には注意が必要です。
毎日〜2日に1回を目安に水を替え、その都度、少量の栄養剤を使うようにすると安心ですよ。
置き場所
- 直射日光は避ける
- 暖房の風が当たらない場所
ふわっと空気が流れる場所が理想です。
ドライフラワーにする場合の分岐点
切り花として楽しんだあと、途中からドライに切り替えるのもおすすめ。
- 花が一気に開き始めたら
- 少し粉っぽくなってきたら
そのタイミングで、水から上げて吊るします。
「生花→ドライ」
この移ろいも、ミモザの魅力です。
ミモザの切り花が向いている人・向いていない人
向いている人
- 庭でミモザを育てている
- 剪定枝を無駄にしたくない
- 季節の変化を楽しみたい
向いていない人
- 花粉アレルギーがある
- 忙しくて毎日の水替えができない
- 花粉が飛ぶのがイヤ
ミモザは、暮らしに「季節」を持ち込む花。
自分に合った楽しみ方をしてみてくださいね。
剪定は「終わり」じゃなく、楽しみの始まり
ミモザの剪定って、どこか「切ってしまう罪悪感」があるかもしれません。
でも私は、こう思っています。
剪定は、花を最後まで楽しむための入り口。
庭 → 室内 → ドライ
形を変えながら、ちゃんと最後まで美しい。
動画とブログ、両方あわせて見ていただけたら、きっと失敗しにくくなります。
オススメ記事
ミモザは品種によって、花の付き方や切り花としての扱いやすさも少しずつ異なります。
これからミモザを植えたい方や、別の品種にも興味がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
MIHOちなみに今回の動画で使用したミモザは「銅葉ミモザアカシア・プルプレア」です♪
▼ 切り花にもおすすめのミモザ品種まとめ


