【40代からのごほうび旅】花と温泉で癒される山口県5スポット|行ってみたい自然&癒しの旅

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こんにちは、MIHOです。
花屋を辞めてからというもの、花や自然に触れる時間を今まで以上に大切にするようになりました。
40代になってくると、昔みたいに「予定を詰め込んで動き回る旅」よりも、心と体をゆっくりほぐしてくれる旅に惹かれませんか?

今回は、私が「いつか行ってみたい!」と思っている山口県の自然+花+温泉が揃った癒しスポットをご紹介します。
さらに、それぞれの場所で立ち寄ってみたいお土産屋さんや雑貨屋さんも一緒に調べました。
旅の計画を立てる時の参考になれば嬉しいです。

今回の記事の目次

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1. 長門湯本温泉|音信川の灯籠ライトアップを眺めながら

長門湯本温泉は、山口県最古の温泉地と言われています。
温泉街を流れる音信(おとずれ)川沿いの遊歩道が、とても心地よく、春は桜並木がふわっと咲き、秋は紅葉が川面に映り込みます。

夜になると、川沿いに並ぶ灯籠がぽっと灯り、ゆらゆらと川面に映る光景はまるで幻想の世界。
散策途中には無料の足湯スポットや、川辺に面したカフェもあって、温泉街なのに喧騒がなく、のんびりと時間が流れます。
「頑張りすぎたな…」と感じる時にぴったりの場所です。

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おすすめの宿

別邸 音信(おとずれ)
静寂の渓谷に佇む高級宿。
全室露天風呂付きの贅沢設計で、自然と湯に包まれる上質な時間が流れます。
伝統とモダンが融合した癒しの空間です。

ゆとりの宿 山村別館
アルカリ性単純泉「美肌の湯」が自慢で、彩り豊かな会席料理も魅力。
静かな佇まいの中で、しっとりと落ち着いた湯旅を楽しめます。

おすすめポイント

  • 春は川沿いに咲く桜並木が有名
  • 秋は紅葉が川沿いを彩り夜は灯籠ライトアップで幻想的な雰囲気
  • 足湯や川沿いカフェもあり、静かに過ごせる温泉街

行ってみたい周辺スポット

立ち寄りたい花スポット】
大寧寺(だいねいじ)の桜:長門湯本温泉の奥に位置する曹洞宗の古刹。
春には境内に約120本の桜が咲き誇り、夜間ライトアップも行われます。
温泉街から徒歩20分ほど、または送迎バス利用も可能。
桜咲く橋の上のアフタヌーンティー(春限定イベント):温泉街の中心を流れる「音信川」に架かる 一ノ瀬橋 が会場。
萩焼の器を使ったアフタヌーンティーを桜並木の下で楽しめる特別な体験。
※春季限定・要予約のイベントです。

2.秋吉台カルスト台地&別府弁天池&湯田温泉|自然と名湯で癒される旅

日本最大級のカルスト台地「秋吉台」。
緑の丘陵がどこまでも続き、春は菜の花や新緑、夏はユウスゲ、秋はススキと、四季ごとに異なる絶景を楽しめます。

その近くにある別府弁天池は、透き通ったコバルトブルーの湧水が有名。
静けさに包まれた池のほとりに立つと、まるで心まで洗われるような透明感に引き込まれます。

そして旅の締めくくりには「湯田温泉」へ。
白狐伝説にまつわる開湯800年以上の歴史を持つ温泉街で、泉質はアルカリ性単純泉。
肌をやさしく包み込み、美肌の湯として親しまれています。
街中には足湯スポットが点在し、散策の合間に気軽に立ち寄れるのも魅力。
夜は「白狐の湯」と呼ばれる香り豊かな湯に浸かり、心も体もゆったりほぐれます。

さらに温泉街には萩焼ギャラリーや、地元食材を使った飲食店も多く、温泉と文化を一度に堪能できる贅沢な時間が過ごせます。
自然の絶景と温泉の癒しを組み合わせた、まさに「大地と水と湯」に包まれる旅です。

おすすめの宿

松田屋ホテル
300年以上の歴史を誇る老舗。
庭園と歴史の香りが漂う館内で、明治維新の志士たちも語らった空気を体験できます。
洗練と情緒を兼ね備えた宿です。

やまぐち・湯田温泉 古稀庵
緑に囲まれた和モダンな造りの隠れ家的な高級宿。
全室に露天風呂とテラスがあり、自室から上質な湯浴みと景観をゆったり楽しめます。
静かな贅沢を求める人にぴったり。

おすすめポイント

  • 湯田温泉  白狐伝説が残る美肌の湯。
    街中に「足湯」スポットが点在し、温泉街散策も楽しめる
  • 名水百選「別府弁天池」透明度抜群の別府弁天池のブルーに癒される

行ってみたい周辺スポット

  • 秋芳名水特産品直売所「Benten Blue」:別府弁天池の湧き水で育ったニジマスを使った「ますバーガー」や「ますスティック」が名物です。
    地元野菜や手作りバンズ(白=胚芽、黒=竹炭、赤=紅麹)に包まれたバーガーは「映え」も◎で、観光客にも大好評。
    また、湧き水仕込みの弁天名水コーヒーとの相性も抜群。
    自然の恵みと地元の情熱が詰まった一品として、立ち寄りグルメにぴったりです。
  • Mine秋吉台ジオパークセンター Karstar:展望テラスで景色を眺めながらカフェタイム
  • 湯田温泉街の足湯「狐の足あと」:観光交流施設の足湯は人気で、施設内では「窓辺の湯」「四季の湯」「言音の湯」と3つの雰囲気が異なる足湯を楽しめます。
    窓辺の湯では、雨の日でも自然豊かな中庭を眺めながらリラックスできます。

立ち寄りたい花スポット】
日本最大級のカルスト台地の絶景
春:菜の花や桜、新緑の草原
夏:ユウスゲ(夕暮れに咲く黄色い花)が群生し、一面の黄色が広がる
秋:ススキが風に揺れる幻想的な風景

3. 俵山温泉|昔ながらの湯治場でのんびり

山間の小さな温泉地、俵山温泉
ここは派手さはありませんが、山口県でも珍しい「湯治文化」が息づく温泉地で、木造の旅館や共同浴場が並び、まるで昭和にタイムスリップしたよう。
古くから「長期逗留して体を癒す湯」として親しまれ、今も静かな湯治宿や共同浴場が点在しています。
外湯めぐりを楽しみながら、時間がゆっくり流れる温泉街を散策できます。

周囲の里山は春は菜の花、秋は稲穂の黄金色に染まるそうで、のどかな景色に包まれながら温泉に浸かるのは格別でしょうね。
観光よりも「何もしない時間」を楽しむ旅にぴったりな場所だと思います。

おすすめの宿

保養旅館 京家
リーズナブルながらも評価は高く、湯治宿の一つとして人気があります。
素朴な温かさがあり、静かな湯巡り旅にぴったりの宿です。

たまや旅館
温かなホスピタリティと家庭的な雰囲気が魅力。
心地よい土の香りに包まれた温かみある宿泊体験が期待できます。

おすすめポイント

  • 俵山温泉:古き良き木造旅館と共同浴場が残る温泉街
  • 周辺の里山の四季が美しい

行ってみたい周辺スポット

  • 福田泉月堂の「三猿まんじゅう」:明治創業の老舗和菓子店。
    名物「三猿まんじゅう」は“見ざる・言わざる・聞かざる”の焼き印が入ったかわいらしい一品で、お土産にも最適。
    俵山温泉街の散策途中に立ち寄りやすい名店です。
  • 白猿の湯(外湯): 俵山温泉を代表する共同浴場。
    源泉かけ流しの湯を気軽に楽しめ、露天風呂や無料の足湯も併設。
    美肌効果やリラックスを求める旅にぴったりです。
  • ユーカリとタイヨウ:  俵山温泉街から少し坂を下ったところにある、焼き菓子工房兼カフェ。
    オーガニック素材にこだわったスコーンやクッキーが人気で、営業日は土日を中心に不定期です。
    併設のCOFFEE & ROASTER YAMAでは、自家焙煎の香り高いコーヒーをテイクアウトで楽しめます。

立ち寄りたい花スポット】
俵山しゃくなげ園:山の斜面に約170種・30,000本もの日本・西洋しゃくなげが咲き誇る花園です。
花の観光地づくり大賞も受賞した名所で、色鮮やかな花の登り坂が圧巻です。
見頃は例年4月中旬~5月中旬。
里山ローズ(バラ園):ご夫婦が里山再生の一環として手がけたバラ園で、オープンガーデンとして期間限定で公開されます。
「里山ローズ」は2025年は〜6月1日まで公開され、バラを使ったワークショップ(ドライフラワーなど)も開催されているようです。

4. 川棚温泉&リフレッシュパーク豊浦のツツジ

春(4〜5月)には、リフレッシュパーク豊浦(別名:杜の庭園) で、菜の花やツツジをはじめ四季の草花が彩る自然の庭園を満喫できます。
園内の道沿いや遊具広場には、藤やツツジなどが植えられており、小さな花の発見も楽しめる癒しの空間です。

その後は車で約10分の川棚温泉へ。
約800年の歴史を誇る名湯で、三恵寺の怡雲和尚再発見のエピソードや、「御殿湯」を使った歴代の毛利侯の訪問など、深い歴史が刻まれています。

泉質は ナトリウム・カルシウム塩化物泉 の弱アルカリ性で、肌にやさしく、美肌効果や血行促進にも効果的とされ、「美人の湯」として親しまれています。

湯上がりには、 瓦そば の発祥地ならではの味わいも楽しめます。
熱々の瓦に茶そばと具材をのせ、パリッとした食感が魅力的です。

さらに、周辺には日本海を望む 角島大橋 へと続くドライブコースがあり、花・温泉・絶景を一度に味わえる贅沢な旅が完成します。

おすすめの宿

川棚グランドホテル お多福
「庭園旅館」をコンセプトにした趣ある宿。
大浴場「山頭火」や貸切浴場「御殿湯」をはじめ、離れやペット可の部屋など多彩な客室が揃い、大人も子どもも楽しめる設備が充実。

小天狗さんろじ
旅館小天狗の新館として誕生した、1日8組限定のデザイナーズ旅館。
全室に露天風呂を備えた離れ形式で、プライベート感あふれる高級宿。
川棚温泉のやわらかな湯を、静かな客室で心ゆくまで楽しめる特別な宿です。

おすすめポイント

行ってみたい周辺スポット

  • 元祖瓦そば たかせ:川棚温泉名物「瓦そば」発祥の店。
    熱々の瓦で茶そばを焼き、牛肉や錦糸卵をのせ特製つゆで味わう一品は絶品。
    香ばしさと食感のコントラストが魅力で、行列覚悟でも訪れたい人気店です。
  • 川棚グランドホテル お多福の売店:瓦そばセットやお菓子などのお土産が充実。
  • rinne ETHICAL MARKET:  2023年4月にオープンした、エシカルな生活雑貨や食品を扱うグローサリーストア。
    店内にはサステナブルな調味料、オーガニック化粧品、雑貨が並び、ナチュラルなカフェスペースも併設。
    環境や地域に配慮したライフスタイルに触れられる新感覚の雑貨店です。

立ち寄りたい花スポット】
リフレッシュパーク豊浦:春は菜の花やチューリップ、初夏はあじさい、そして秋には100万本規模のコスモスがまるで絨毯のように咲き誇ります。
園内にはローズ/イングリッシュ/ハーブガーデン、日本庭園などもあり、四季折々の花々を存分に楽しめるスポットです。
妙青寺(みょうせいじ)の寺堤の藤:春には寺の庭園や池畔に咲く藤の花が水面に映り、野趣あふれる風情を楽しめます。
雪舟作と伝わる庭園とともに、“花+歴史的風景”の組み合わせが魅力的です。

5. 湯野温泉|森と花に囲まれた小さな湯宿

最後にご紹介するのは、山間の静かな温泉地 湯野温泉
春は藤棚、夏はひまわり、秋はコスモスと、近隣の花スポットも豊富で、四季の彩りが旅をやさしく包んでくれます。

湯野温泉は「美肌の湯」として知られ、弱アルカリ性のやわらかな泉質が特徴。
お湯に浸かると角質をやさしく落とし、肌をすべすべに整えてくれると評判です。
女性に人気が高いのも頷けます。

源泉かけ流しの湯で体を芯から温めた後は、田園風景を眺めながら読書や昼寝。
「なにもしない贅沢」が叶う、大人の隠れ宿としてゆったりとした時間を楽しめます。

おすすめの宿

芳山園
露天風呂付き離れ客室とゆったりした庭園が魅力の隠れ宿。
美肌の湯と季節の地元食材による料理が評判です。
大人の贅沢時間を過ごすのに最適。

紫水園
川沿いの静かな立地で、夕食をお部屋食で楽しめるプライベートな時間が魅力。
旬の美食と温泉を、穏やかな環境で味わえます。

おすすめポイント

  • 湯野温泉:山間の小さな温泉地で、周囲に花スポットが多い
  • 源泉かけ流しでゆったり過ごせる

行ってみたい周辺スポット

  • 道の駅 ソレーネ周南:地元野菜や加工品、市場直送の新鮮な魚、スイーツが豊富。
    切り花、花苗も販売しています。
    海鮮丼がとってもおいしそう!
  • 防府天満宮:防府天満宮は、日本最古の天神さまとされる由緒ある神社で、学問の神・菅原道真公を祀ります。
    梅の名所としても知られ、春は約1,100本、16種類の梅の木が境内を華やかに包みこみ、多くの参拝者で賑わいます。

立ち寄りたい花スポット】
手作り工房nana✾花:季節の花やドライフラワーを使ったアレンジメントや雑貨を販売する小さな工房。
温もりある手作りの作品が並び、贈り物や自宅の彩りにぴったりな隠れ家的ショップです。
永源山公園(周南市):TOSOH PARK 永源山は、周南市のシンボル「風車の丘」を中心に広がる公園。
季節ごとに桜・ツツジ・コスモスが咲き、展望台からは徳山湾を一望できます。
家族連れや散策に人気の憩いの場です。

行ってみたい理由と旅の計画のヒント

こうして調べていると、山口県は花・自然・温泉の三拍子が揃った場所が本当に多いと感じます。
40代からの旅は、「詰め込み」よりも「ゆるめる」ことを優先したい。
だからこそ、スポットは欲張らず1日に2〜3か所程度に絞って、ゆったり移動する計画がおすすめです。

もし旅に出るなら、昼は花や自然を楽しみ、夜は温泉で心も体も温める。
そして、夜空やライトアップの景色を見ながら一日を終える。
そんな流れが理想です。

まとめ|癒し旅は「行く前から」始まっている

まだ行ったことはない場所ばかりですが、調べているだけでも気持ちがふわっとほぐれるような気がします。
行く前からワクワクして、計画を立てる時間も含めて旅の一部。

もし同じように花や自然、温泉が好きな方がいたら、ぜひ山口県のこのスポットたちをチェックしてみてください。
星空や夜景と組み合わせれば、昼も夜も心が満たされる旅になるはずです。

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この記事を書いた人

花と緑に囲まれた、ちょっとごきげんな毎日を。
ガーデニング歴10年以上。
副業で花苗のオンラインショップ運営を経てブログを再開。
2児のママとして、子育てと仕事、そして「私らしい暮らし方」を模索しながら奮闘中。
このブログでは、四季の庭づくりのヒントや、暮らしの中で見つけた小さな幸せを発信しています。
別サイト【和花人ブログ】では、副業・ブログ運営・自分らしい働き方について発信中!
花とともに歩んできた私の「好き」を仕事にする挑戦も綴っています。
▽和花人ブログはこちら

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