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シックで個性派!黒・紫・原種系チューリップ9選|上級者に人気の球根まとめ

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黒系のチューリップおすすめを9種類紹介

春の庭に映える花といえばチューリップ。
けれど「可愛らしすぎる色はちょっと違う」「大人っぽく洗練された雰囲気を出したい」という方には、黒や紫、原種系などの個性派チューリップがぴったりです。

シックで落ち着いた色合いや、野性味あふれる花姿は、見慣れたチューリップのイメージを覆すほど魅力的。

この記事では、元花屋の私が厳選した「黒・紫・原種系」のおすすめチューリップ9選を紹介します。

品種ごとの特徴や豆知識も添えていますので、花壇や寄せ植え計画の参考にどうぞ。

今回の記事の目次

黒・紫・原種系チューリップの魅力とは?

紫と黒のチューリップを紹介

一般的な赤や黄色に比べて、以下のような特徴があります。

  • 深みのあるカラーが大人っぽく上品
  • シルバーリーフやグリーンとの相性◎
  • 寄せ植えで引き締め役になる
  • 原種系はナチュラルガーデンにもよくなじむ

特にダーク系は「黒に見えるほどの深い紫」が多く、光の当たり方で印象が変わるのが魅力。
原種系は素朴な形や色味が特徴で、ワイルドフラワー的な雰囲気を楽しめます。

【ご注意ください】
チューリップ球根は、ショップごとに在庫状況や発送時期、品種の表記が異なることがあります。
特に楽天市場やAmazonでは、「予約販売」「取り寄せ品」「見本画像のみで実物と異なる」などのケースも見られます。

✔ ご購入の際は、販売時期・球根のサイズ・色や形状・発送予定日などを事前にご確認ください。

※本記事では、取り扱い実績や人気の高い品種を中心に掲載していますが、紹介しているショップの品質や対応については保証できません。
ご不安な場合は、事前にショップレビューなども参考にされることをおすすめします。

黒・紫・原種系のおすすめチューリップ9選

1. クイーン・オブ・ナイト(Queen of Night)

チューリップの中でも特に黒に近い深い紫が特徴。
「黒いチューリップ」と聞けば、多くの人が思い浮かべるであろう“元祖的存在”がこのクイーン・オブ・ナイト。
1940年代から愛され続けるクラシカルな品種で、まるでベルベットのような質感の深い黒紫が魅力です。
エレガントで大人の花壇にぴったり。

  • 花型:一重咲き
  • 草丈:約50〜60cm
  • 開花時期:4月下旬(※地域差がある)
  • 分類:シングル・レイト系

ポイント
・切り花にも人気の「高級感」ある品種
・他の明るい色と合わせると引き締まる

豆知識:1940年代に登場したクラシックな人気品種で、ダークカラーの代表格。
「ほぼ黒」に見える深い色合いが最大の魅力。

2. ポール・シェラー(Paul Scherer)

クイーン・オブ・ナイトよりもさらに黒く見えるほどの深紫。
黒というより、より深く濃い“赤黒”と形容したくなる、深みのある花色が特徴です。

「黒の王子」と呼ばれるトライアンフ系の注目株で現代的な花壇によく映える。
ガーデナーだけでなく、フローリストからの人気も高い品種です。

  • 花型:一重咲き
  • 草丈:約50〜55cm
  • 開花時期:4月下旬(※地域差がある)
  • 分類:トライアンフ系

ポイント
・クールな寄せ植えにおすすめ
・落ち着いたトーンでモダンな印象に
・花瓶に入れる際のヒント:開き始めの蕾〜色味がほんのり見えるタイミングで切ると、開いた後の深みある色合いと花の形が保たれやすいという経験的な声あり。

豆知識“世界一黒いチューリップ”として紹介されることも。
新品種ながら流通数は少なめ。

3. カフェ・ノワール(Café Noir)

ビターチョコのようなダークブラウン〜黒紫の絶妙な色合いが目を引く、カフェ好きにも刺さるチューリップ。
“ブラック”というより“カフェ”に寄せた色味が特徴で、アースカラー系のガーデンとも相性抜群。

市販の球根流通は少なく、海外取り寄せでしか入手できない年もあるほど。
まさに知る人ぞ知る、隠れた逸品です。

  • 花型:一重咲き
  • 草丈:約50〜60cm
  • 開花時期:4月下旬〜5月上旬(※地域差がある)
  • 分類:ダーウィンハイブリッド系

ポイント
・背丈があり花壇の後方にも映える
・他のチューリップと組み合わせると引き締め役に
・濃色ながら光沢のある質感で重くなりすぎない
・色の深みを引き出すには、しっかり寒さを感じる冬越しが効果的。

豆知識:ブラックチューリップの中では比較的新しい品種で、色の均一性と発色の美しさから年々人気が高まっている。
極めて濃い「チョコレートブラウン〜ブラック」系の色調を持つ。
クールな寄せ植えやモダンガーデンに最適。

4. ブラック・ヒーロー(Black Hero)

咲き進むにつれ色が深まり、重なり合う花びらがドラマティックに展開する黒八重咲きチューリップ。
ボリューム感と気品を兼ね備え、アンティーク系の寄せ植えにもぴったり。

クイーン・オブ・ナイトよりもさらに優雅で、切り花としても高級感があり人気。
流通量は年によって差があり、特に輸入球根頼りのシーズンは早めの確保が必須です。

  • 花型:八重咲き(豪華・ダリア咲き)
  • 草丈:約45〜55cm
  • 開花時期:4月下旬〜5月上旬(※地域差がある)
  • 分類:ダブル・レイト系

ポイント
・花もちが良く、長く楽しめる
・シックな色合いで上品さと華やかさを両立
・淡い色とのコントラストが美しい

豆知識:「クイーン・オブ・ナイト」の変異種として誕生した品種で、その豪華さからヨーロッパのガーデンショーなどでも注目の的に。
球根の流通量は年によって限られるため、早めの予約が◎。

5. バックパッカー(Backpacker)

青みのあるミステリアスなパープル。
濃い色ながら透明感もあり、他の紫系とグラデーションが作れる。
いわゆる“レアカラー”ではないものの、その大胆なストライプ模様が特徴的で、「人と被らないチューリップが欲しい!」という方にはおすすめの1種です。

毎年必ず店頭に並ぶわけではなく、タイミングによっては入手困難になることも。
特にパープル系の模様チューリップは数が少ないので、見かけたら買っておいて損なしの存在です。

  • 花型:八重咲き(ピオニー咲き)
  • 草丈:約40〜45cm
  • 開花時期:4月中旬(※地域差がある)
  • 分類:トライアンフ系

ポイント
・シルバーリーフや白系との相性◎
・多くの紫系・黒系品種が終わる頃に咲いてくるものが多いため、庭の「終わりのフィニッシュ役」として使える。
・グラデーション寄せ植えに重宝

豆知識:名前の通り、冒険心をくすぐるような個性派カラー。
花弁の内側がやや明るめの紫がかっていて、「中の層が浮いて見える」ほど立体感がある。

6. フレーミングフラッグ(Flaming Flag)

白地に紫の絞り模様がまるで絵画のような、芸術的なバイカラー。
「フラッグ=旗」の名にふさわしく、庭に風を吹かせるような軽やかな印象のチューリップです。

品種としては流通が多めなものの、個体差があり“当たり株”に出会えるとテンションが上がる品種。
花壇でも切り花でも人気があり、「派手すぎず上品」を体現している一種です。

  • 花型:一重咲き
  • 草丈:約45〜50cm
  • 開花時期:4月中旬(※地域差がある)
  • 分類:トライアンフ系

ポイント
・花壇で目を引く模様咲き
・シック×華やかのバランスが◎

豆知識:同系色の紫と合わせるとまとまり感アップ。
パープル好きにおすすめ。

7. グレイ(Grey)

グレイという名の通り、花弁にうっすらと青紫が混じる“くすみカラー界の実力派”。
アンティークにもモダンにも映える希少な色合いが魅力。

まだまだ球根流通は少なく、“知っている人しか育てていない”通好みの品種です。
白やシルバーリーフ系と合わせると、上級者の寄せ植えに早変わり。
グリーン寄りのカラーリーフとの相性も抜群で、ニュアンスカラー好きにはたまりません。

  • 花型:一重咲き
  • 草丈:約40〜45cm
  • 開花時期:4月中旬(※地域差がある)

ポイント
・渋めガーデンにぴったり
・グリーンや白と好相性

豆知識:国内流通が少なく、見つけたら即買いレベルのレア品種。

8. アルバ・コエルレア・オクラータ(Tulipa alba caerulea oculata)

“幻のチューリップ”とも呼ばれる、白×青のセンターアイが印象的な原種系品種。
花の中心に現れるブルーの“目”は見る者を惹きつけ、「育ててみたい!」と多くのガーデナーの憧れに。

実際、私が花屋をしていた頃にこの品種を取り扱った際は、入荷後すぐに完売するほどの人気でした。
その年は予約販売も受けていたのですが、早々に在庫がなくなり、追加での入荷ができず涙を飲んだお客様も…(涙)
それ以来、「見つけたら即カートへ!」が私の中での合言葉になったほどです。

  • 花型:一重咲き(星形)
  • 草丈:約10〜20cm(ミニチューリップ)
  • 開花時期:3月下旬〜4月上旬(※地域差がある)

ポイント
・ロックガーデンや鉢植えに◎
・寒冷地でも育てやすい
・球根の入荷数が非常に限られている
・原種系なので、環境が合えば毎年開花することも

豆知識:流通量が非常に少なく、原種マニアに大人気。
植えっぱなしでも毎年咲く。
品種名の「アルバ・コエルレア・オクラータ」はラテン語で「青い目の白い花」を意味する。
ヨーロッパでは“庭の妖精”とも呼ばれ、原種ならではの儚くも美しい存在感がガーデナーを虜に。
珍しさゆえ、「見つけたら即買い」と言われることも多い。

9. ブラック・チャーム(Black Charm)

現在ではほとんど市場に出回らない、知る人ぞ知る超レア品種。
クイーン・オブ・ナイトやブラック・ヒーローと並ぶ“黒の名花”ですが、その中でも特に深く、印象的な色味で「黒の王」と称されることも。

  • 花型:一重咲き(※データがないため推定)
  • 草丈:約40〜50cm(中型)
  • 開花時期:4月中旬(※データがないため推定)
  • 特徴:市場流通が極めて少ない幻の黒チューリップ

✔ ポイント:
「非売品」扱いのことも多く、通販では入手困難
・深い黒が光にあたると赤紫にも見える
・モノトーンガーデンのアクセントとして一級品

豆知識:過去にはイベントや品評会などで紹介されたことがあるが、一般市場では取り扱いが限られている。
希少価値の高さゆえに、ガーデニング愛好家の間で“幻のブラック”とされている。

花屋目線で選ぶ!希少チューリップランキング【独断と偏見あり】

「どれも素敵で選べない…」と思った方へ。
ここでは、元花屋としての視点と、これまでオンラインショップでも扱ってきた経験から、“流通の少なさ・入手難易度・育てる面白さ”を基準に、個人的に【希少度ランキング】を作ってみました!

MIHO

これはあくまでも独断と偏見込みのランキングなので、ぜひ“楽しみながら”見てもらえると嬉しいです♪

🌟レア度品種名ポイントキーワード
★★★★★アルバ・コエルレア・オクラータ(原種)/ブラックチャーム幻の青い目・原種・球根流通極小・コレクター向け・ブラックチャームは現在非売品扱い
★★★★☆グレイ/カフェ・ノワール/バックパッカー色が独特・販売数が少ない・希少系統
★★★☆☆ブラック・ヒーロー/ポール・シェラー黒八重・園芸店でもややレア
★★☆☆☆フレーミングフラッグ/クイーン・オブ・ナイト人気定番・ネットで買える・育てやすい
★☆☆☆☆赤・黄・白などの一般的なチューリップ園芸店やホームセンターで常時販売

まとめ:チューリップで個性とシックさを演出しよう

黒・紫・原種系のチューリップは、色の深みや花姿のユニークさが際立つ個性派。
定番から一歩踏み出したい方や、大人っぽく上品な庭づくりをしたい方にぴったりです。

秋の植え付け時期(9月下旬〜11月)に向けて、早めの予約や球根チェックをおすすめします。

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▼秋の庭仕事はこちらの記事で紹介しています

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この記事を書いた人

花と緑に囲まれた、ちょっとごきげんな毎日を。
ガーデニング歴10年以上。
副業で花苗のオンラインショップ運営を経てブログを再開。
2児のママとして、子育てと仕事、そして「私らしい暮らし方」を模索しながら奮闘中。
このブログでは、四季の庭づくりのヒントや、暮らしの中で見つけた小さな幸せを発信しています。
別サイト【和花人ブログ】では、副業・ブログ運営・自分らしい働き方について発信中!
花とともに歩んできた私の「好き」を仕事にする挑戦も綴っています。
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