多肉植物の世界ってどんな感じ?初心者さんでも分かる多肉の楽しみ方と育て方

多肉植物が最近人気で興味はあるけれど、どこが良いのか?どんな植物なのか分からないといった方も多いのではないでしょうか?そんな初心者さんにも分かる多肉植物の楽しみ方や育て方を徹底解説します。

ぷっくりとした質感とかわいらしい見た目で人気の多肉植物。 その種類は1万5000種にも及び、中には赤い葉や花をつけるものもあります。

室内でも育てやすく、インテリア性も高いことから「多肉女子」という言葉も生まれて、多くの人を魅了しています。

今回の記事の目次

多肉植物はどんな植物?

「多肉」とは、葉や茎、根などに水分を蓄えることができる植物の総称です。多肉植物は、主に南アフリカや南米など雨の少ない乾燥した地域が原産です。
また、日光がよく当たる場所が大好きなため、自宅で育てる時もそういった場所を選んであげるとよいでしょう。

砂漠や海岸沿いなど、乾燥や塩分濃度が高い環境でも、生き延びられるように適応してきたと考えられています。原種も改良品種も個性豊かで、色とりどりの花を咲かせる品種もあります。

【ポイント】
・乾燥していて日光がよく当たる場所が大好き!
・乾燥地域に分布しているため、雨の当たる場所は苦手!

多肉植物の楽しみ方

多肉植物の撮影

せっかくの多肉植物を自分だけで楽しむのではなく、家族や友人にも見せたいですよね。いろいろなSNSで「多肉植物」と検索すると、多肉植物のさまざまな表情を見ることができます。 自分の多肉植物を撮影して、SNSに投稿するのも楽しみ方のひとつです。
撮影は、可愛いポットに寄せ植えにして小物と一緒に写すのもオススメです。
近年では多肉植物専用の小さくて可愛いポットが色々と販売されているので、ぜひ花屋さんやガーデニングショップで探してみてくださいね。

多肉植物の収集

多肉植物の楽しみ方の一つとして、いろいろな種類の多肉植物を集めるというのもあると思います。お気に入りの多肉植物が見つかると思いますので、ぜひ集めてみてください。

もちろん、近年は多肉植物を扱うお店も増えていますので、お近くのショップで購入するのも良いでしょう。
近くにガーデニングショップなどが無い場合はオンラインショップという手もあります。オンラインショップではシーズン中、様々な種類を販売しており、特に多肉植物専門店などは希少な品種の取り扱いも行っているため眺めているだけでも楽しくなりますね。
気づけば、多肉植物の世界にハマっていることでしょう。

【ポイント】
多肉植物のお店が近くに無い場合はオンラインショップで探してみよう!
一部の花苗屋さんではシーズン中に取り扱いがあり、多肉植物専門店では色んな希少品種も取り扱っています。

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多肉植物の育て方

多肉植物を手に入れたら、愛好家たちは自分なりの方法で育てたくなります。育て方は人それぞれです。

多肉植物のさまざまな品種を、ひとつの鉢に混ぜて寄せ植えとして育てる人もいます。また、ひとつの鉢にひとつの品種だけを育てる人もいます。

地面に植える人もいれば、水耕栽培する人もいます。そして、吊るしたり、ジオラマを作ったりする人もいます。リースや流木に植えたり、普通の鉢で育てる人もいます。その他にも多肉植物は様々な楽しみ方があります。

さあ、多肉植物を育ててみましょう。

多肉植物の生育期は種類によって異なり、「春秋型」「夏型」「冬型」に分かれます。ここからは、準備から植え付けまで、多肉植物の基本的な育て方を紹介します。

土づくり

多肉植物は水はけが良く、たっぷり水やりができる用土を好みます。赤玉土、鹿沼土、川砂を同量ずつ混ぜたものや、サボテン・多肉植物用の土がおすすめです。鉢植えの場合は、底穴のある用土を使用すると水はけが良くなります。

植えつけ

多肉植物は、乾燥地帯原産のため、高温多湿の日本の夏にはあまり適していません。真夏は避けて植え込みましょう。春~夏型は3~5月、冬型は9~11月が植え込みの適期です。植え込みの際には、元肥として「マグァンプK大粒」を少量混ぜ込んでください。

【ポイント】
・高温多湿な梅雨時期や真夏は植え込みを避けます。
・植え込み時期は「春~夏型」は3~5月、「冬型」は9~11月に行いましょう。

日当たり

多肉植物は日光を好みます。 常に日陰で管理していると、丈ばかり伸びて葉色が悪くなります。 植え込み時から日光に当てましょう。

ただし、夏場は直射日光が強すぎるので、半日陰になる場所に移動させるか、遮光ネットをしましょう。 また、年間を通して風通しの良い場所を選ぶことも大切です。

水やり

多肉植物は、土が完全に乾いてから水やりをします。目安としては2週間に1回程度が適当です。土に水が残っているようなら、水やりは控えましょう。

多肉植物は水分を蓄える性質が強いので、湿度の高い夏場は傷みやすいです。春と同じ様に、頻繁に水やりをすると弱ってしまうので、夏場の水やりは控えましょう。
また、真夏の直射日光に当たる場所で水やりを行うと葉焼けをおこしてしまう場合があります。
水滴が葉についた状態の時は、直射日光を避けるか、葉から水滴を取り除いてあげるとよいでしょう。

また、葉の育ちが悪い場合は、夜間に状態を見ながら水やりをしましょう。そして、梅雨から夏にかけては、雨に当てない場所に移動させましょう。

肥料と活力剤

大きく健康な多肉植物を育てたり、葉挿しや挿し木で株を増やしたい場合は、定期的に肥料を与えましょう。肥料は、「ネクスコート観葉植物用」や「ハイポネックス原液」などの肥料液を使用します。

植物の形を維持したい場合は、栄養剤の使用をおすすめします。栄養剤は、肥料に含まれる3つの要素(窒素、リン、カリウム)の含有量が少なくて、微量元素が多く含まれています。

水で薄めずにそのまま使用可能な「キュートサボテン・多肉植物用」や、微量要素を補う植物用活力錠剤の「ガーデンエッセンス」などがおすすめです。

増やし方(葉挿しと挿し木)

多肉植物は、葉挿しや挿し木で増やすことができます。葉挿しは、葉を1枚取り出して土の上に寝かせておき、そこから新しい芽を出させる増やし方です。間違えて葉を1枚取ってしまったときは、葉挿しを試してみましょう。ただし、葉の付け根が汚れていると発芽率が下がります。

葉挿しをするには、浅い平たい容器を用意して、新しい用土を入れます。葉を寝かせて、数日間は水やりをせずにそのままにしておきます。

芽が出てきたら水やりをしましょう。また、挿し木をする方法もあります。葉挿しが難しい品種でも、挿し木なら育つこともあります。特に茎が長い品種は、伸びすぎた部分を切って挿し木をしてみましょう。

まとめ

多肉植物は奥が深いです。 多肉植物の種類によって特徴や育て方が異なります。今回は多肉植物の基本的な情報についてご紹介しました。あなたも多肉植物のある生活を始めてみませんか?

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