【2025年10月】オリオン座流星群の見頃|庭から楽しむ流星群観賞ガイド

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オリオン座流星群10月の見ごろ紹介、庭から鑑賞する方法

こんにちは、元花屋「和花人(わばなびと)」のMIHOです。

秋の夜空を彩る天文イベントといえば、オリオン座流星群
毎年10月に活動し、明るく速い流星が特徴で、世界中の天文ファンに人気の流星群です。

2025年のオリオン座流星群は、月明かりの影響が少なく観察条件が良好
庭やベランダからでも十分に楽しめます。

この記事では、2025年のピーク情報・見える方角・観賞のコツ・オリオン座の神話・昔の風習までまとめました。

今回の記事の目次

オリオン座流星群とは?

画像:生成AI✕MIHO

オリオン座流星群は、ハレー彗星が残した塵が地球の大気に飛び込むことで生まれる流れ星です。

ハレー彗星といえば76年周期で地球に接近する有名な彗星。
前回は1986年に観測され、次回は2061年にやってきます。

このハレー彗星に由来する流星群は年に2つあり、5月のみずがめ座η流星群と、10月のオリオン座流星群。
そのうち秋に見られるのが今回の主役です。

2025年の見ごろとピーク

  • 活動期間:2025年10月2日~11月7日
  • ピーク日:10月21日夜~22日未明、または22日夜~23日未明
  • 見ごろ時間帯:深夜1時~明け方4時ごろ

👉 2025年は新月期に近く、月明かりがほとんどない最高の条件
雲さえなければ絶好の流星観賞日となります。

見えやすさの目安(2025年)

  • 見えやすさ:★★★★★(5/5)
  • 出現数:1時間あたり15〜20個程度(条件が良ければ30個近く)

オリオン座流星群は流星が明るく、スピードが速いのが特徴。
痕(こん)と呼ばれる光の軌跡が残ることもあり、観賞価値はとても高い流星群です。

見える方角と地域差は?

オリオン座流星群の放射点は、オリオン座の近く(東の空から昇る三つ星付近)
ただし流星群は放射点を中心に空全体に出現するため、方角にこだわらず広い空を眺めるのがコツです。

地域差はあるの?

  • 基本的に日本全国で観測できます。
  • 北海道や東北は空気が澄みやすく観測条件が良いことが多い。
  • 都市部は光害が強く、見える流星の数が減る傾向あり。

👉 結論として「地域差よりも環境の差が大きい」
暗く広い空が見える場所を探すのが一番です。

地域見やすさポイント
都市部(大都市圏)★★☆☆☆光害が多く流星が少なめ。
郊外や屋上に出ると改善
郊外・地方都市★★★★☆光害が比較的少なく条件良好。
南や東の空が開けた場所を選ぶと◎
山間部・海辺★★★★★空気が澄み最高条件。
防寒と寝転がれる環境を整えて観賞を

庭やベランダで観賞するコツ

観測前の準備

  • 暗さに目を慣らす:10〜15分はスマホやライトを見ずに夜空を眺める。
  • 天気チェック:「星空アプリ」や「気象予報」で雲の動きを確認。

▼星空アプリはこちらの記事で紹介しています!

快適に楽しむ工夫

  • 椅子やレジャーシート:寝転がれる体勢がベスト。
  • 防寒対策:10月下旬は夜中の冷え込みが厳しい。
    ブランケットやカイロ必須。
  • 虫対策:地域によってはまだ蚊がいるので、虫よけスプレーやキャンドルが役立ちます。
画像:生成AI✕MIHO

お供におすすめ

  • 温かいハーブティー(カモミールやレモングラス)
  • 季節のおやつ(焼き栗やさつまいも)

秋の味覚と一緒に楽しめば「庭時間」が特別な星空観賞に。

写真撮影をしたい人へ

  • 三脚は必須
    手持ちでは流れ星は撮れません。
  • 長時間露光(10〜30秒)で空を広く写すとキャッチできる可能性UP。
  • 広角レンズがおすすめ。
    スマホの場合は「夜空モード」を活用。

流れ星を写真に収めるのは難しいですが、挑戦する価値は十分あります。

オリオン座の由来(神話)

画像:生成AI✕MIHO

オリオン座は、ギリシャ神話の狩人オリオンに由来します。

勇敢で背の高い狩人オリオンは、月の女神アルテミスに愛されていましたが、最期はサソリに刺され命を落とします。
その後、大神ゼウスによって夜空に星座として残されたのが「オリオン座」。

秋から冬にかけて、夜空に輝く三つ星(オリオンの腰の部分)は特に有名です。

10月の夜と昔の風習

星空を眺める文化は昔からありました。
10月は特に「月」と深い関わりがあります。

画像:生成AI✕MIHO

十三夜(じゅうさんや)
旧暦9月13日(新暦10月)にあたる名月。
栗や枝豆を供えて豊作を感謝しました。
そのため、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれました。
十五夜と並ぶ“二大名月”のひとつです。

神無月の夜祭り
旧暦10月は「神無月」。
全国の神々が出雲大社に集うとされ、各地で収穫や祭りが行われました。

画像:生成AI✕MIHO

秋の収穫祝い
稲刈りを終えた後、月や星に感謝を捧げる風習もありました。
夜空を見上げ、豊作を祈る文化が息づいていました。

MIHO

現代の私たちも、庭やベランダから夜空を見上げることで、こうした昔の人々の思いを感じられるかもしれません。

まとめ|2025年10月の庭で楽しむ流星群

  • 10月21〜23日ごろ、オリオン座流星群がピーク
  • 見えやすさ:★★★★★/1時間に15〜20個以上
  • 日本全国で観測可能。地域差よりも観測環境が重要
  • 庭やベランダでも十分楽しめる
  • 神話や昔の風習を知ると、夜空観賞がもっと特別な時間に

秋の庭で夜空を見上げるひととき。
流れ星を見つけたら、お願いごとも忘れずに…。

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この記事を書いた人

花と緑に囲まれた、ちょっとごきげんな毎日を。
ガーデニング歴10年以上。
副業で花苗のオンラインショップ運営を経てブログを再開。
2児のママとして、子育てと仕事、そして「私らしい暮らし方」を模索しながら奮闘中。
このブログでは、四季の庭づくりのヒントや、暮らしの中で見つけた小さな幸せを発信しています。
別サイト【和花人ブログ】では、副業・ブログ運営・自分らしい働き方について発信中!
花とともに歩んできた私の「好き」を仕事にする挑戦も綴っています。
▽和花人ブログはこちら

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