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花屋に向いている人の特徴と、苦手を活かす働き方|私の失敗と再出発の記録

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花屋に向いている人の特徴と苦手を活かす働き方

「花が好きだから花屋になりたい!」
──私も最初はそう思ってこの世界に入りました。

でも実際に働いてみると、思っていたよりずっと体力も精神力も必要で、「花が好き」という気持ちだけでは乗り越えられない瞬間がたくさんありました。

それでも、学びながら成長していけば、誰でも“自分に合った花の仕事”の形を見つけることができます。

今回の記事の目次

花屋に向いている人の特徴と理由

実もの×菊で秋の実りバスケット

① 花が好きで、飽きない人

花屋は、365日花と向き合う仕事。
美しい瞬間もあれば、痛む姿や虫との格闘もあります。

向いている人は、「好き」の中に“探求心”がある人。
花の変化を観察して、「なぜこうなったんだろう?」と興味を持てる人です。

どう活かせる?
花を観察する癖がある人は、寄せ植えやディスプレイにも強くなれます。
色合わせ・バランス感覚・仕立て方──毎日の気づきがデザインセンスを磨きます。

② 人と関わることを楽しめる人

花屋の仕事は、意外にも“人と話す仕事”です。
お客様の好みを聞き、時には人生の節目に寄り添うような瞬間もあります。

だからこそ、「人の気持ちを想像できる人」が向いています。

どう活かせる?
お客様との会話の中で「言葉にならない想い」を読み取る練習をしてみましょう。
服の色、声のトーン、表情…そこにヒントがあります。
観察力は“花を選ぶ力”にもつながります。

もし苦手なら?
私のように人の顔や名前を覚えるのが苦手なタイプの人もいます。
そんな時は、名札プレートに「名前覚えるのが苦手な〇〇です。でも頑張ってます!」とあえてユーモアを交えて伝えてしまうのも一つの方法。
また、公式LINEやSNSで「私、覚えるのが少し苦手なんです」と発信すれば、お客様の方から心を開いてくれることもあります。

MIHO

“苦手”を隠すより、“個性として共有する”方が、自分も周りもずっと優しい気持ちになれる。
完璧を装うより、等身大の自分でいること。
その“偽りのない姿勢”が、花のように自然に人を惹きつける力になるのだと思います。

③ 変化を楽しめる人

花屋の仕事は季節によってまったく違います。
春は花苗、夏は水やり、秋は寄せ植え、冬はリース──
一つとして同じ日がありません。

向いている人は、変化を刺激として楽しめる人。

どう活かせる?
ディスプレイや売り場づくりを「季節の実験」と思って工夫してみましょう。
新しい挑戦の中に、必ず自分の“得意”が見つかります。

もし苦手なら?
変化が苦手な人は、まず“日々のリズム”を整えるところから。
たとえば朝の開店準備や水やりの手順をマニュアル化すれば、毎日の安心感が生まれて、少しずつ新しい挑戦も楽しめるようになります。

④ 段取り上手・整理整頓が得意な人

花屋の仕事は、同時進行の連続。
仕入れ、接客、アレンジ、掃除、SNS投稿──
頭と手をフル稼働させて動く日々です。

どう活かせる?
ToDoリストやメモ帳を活用して、自分の“仕事の型”を作ると強い。
整理整頓力は花屋の信用にも直結します。
清潔で整った作業台は、お客様の安心感にもつながります。

もし苦手なら?
すべてを完璧にこなそうとせず、「今日はここだけキレイにしよう」とエリアを分けて整えるだけでも大丈夫。
“続けられる仕組み”をつくるのがコツです。

⑤ 学び続けられる人

花屋の世界は、終わりのない学びの連続です。
花の管理・仕入れのコツ・季節の流れ・ディスプレイ・接客──
どんなに経験を積んでも、新しい発見があります。

どう活かせる?
花以外の学びも広げてみましょう。
心理学、色彩学、デザイン、カメラ、マーケティング…
異分野の学びが、花屋としての“表現の深さ”を育てます。

少しだけ脳の話
実は、年齢を重ねても“学ぶ力”は衰えません。
脳には「神経可塑性(しんけいかそせい)」という仕組みがあって、新しいことを学ぶたびに神経がつながり直すんです。
学び続けることで、脳はむしろ若返るとも言われています。

もし苦手なら?
学びが苦痛になっている時は、やり方を変えてみましょう。
難しい本ではなく、InstagramやYouTubeなど“好きな形”で吸収するのもOK。

大事なのは、「止めない」こと。

小さな気づきの積み重ねが、大きな成長につながります。

花屋に向いていないと思った人へ

正直に言えば、私も対面での花屋やお教室は「向いてないかも」と感じて辞めた一人です。

花が大好きで、人を笑顔にしたくて始めたのに、自分の中で“人との関わり”がうまくいかず、精神的に限界を感じました。

でも──そこから「自分に合った花との関わり方」を探したことで、今こうしてブログやオンライン発信という形で、“花を通じて人を笑顔にする”夢を叶えています。

花屋の形はひとつじゃありません。
店舗で働く人もいれば、写真で魅せる人、ブログで伝える人もいる。

あなたが苦手なことは、他の誰かが得意なことかもしれません。
逆に、あなたが得意なことは、他の誰かが苦手だというケースもある。

MIHO

大事なのは、「私らしい花の関わり方」を見つけること。

そして、もし今「人と関わるのが苦手」と感じているなら──
それを“ゼロにしなければいい”だけなんです。

たとえば、ずっと寄せ植え教室を開いて人と接してばかりだと疲れるけれど、月に一度だけ、お願いされた時だけなら心の余裕を持ってできる。
“苦手”を避けるのではなく、配分を調整する

その方がずっと自然体で、結果的にお客様にとっても気持ちの良い空気が生まれます。

自分が心地よい働き方は、結局のところ「相手にも優しい形」になるんです。

まとめ|“向いていない”は「可能性の入り口」

和花人の冬のパンジー寄せ植え

花屋に向いていないと思う瞬間は、実は「次のステージへのサイン」かもしれません。

花が好きな気持ちは消えない。
だからこそ、どんな形でも花と関われる道を探せばいい。

“好き”は人生の燃料。
“苦手”は、あなたらしい働き方を見つけるヒント。

焦らず、比べず、自分のペースで。
花屋の世界には、あなたにぴったりのポジションが必ずあります🌸

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花屋に向いている人の特徴と苦手を活かす働き方

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