【2025年12月】ふたご座流星群の見頃|庭から楽しむ流星群観賞ガイド

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こんにちは、元花屋「和花人(わばなびと)」のMIHOです。

一年の終わりに訪れる天文イベントといえば、ふたご座流星群
ペルセウス座流星群・しぶんぎ座流星群と並ぶ「三大流星群」のひとつで、毎年12月中旬にピークを迎えます。

流星数がとても多く、明るい流星も多いため、初心者でも流れ星を見つけやすいのが魅力。
2025年は月明かりの影響が少なく、庭やベランダからでも十分楽しめる好条件です。

今回の記事の目次

ふたご座流星群とは?

ふたご座流星群を見上げる女性の姿
画像:生成AI✕MIHO

ふたご座流星群は、小惑星ファエトン(3200 Phaethon)が残した塵が地球に飛び込むことで発生します。

母天体が彗星ではなく小惑星という珍しいタイプで、安定して大量に出現するのが特徴。

出現数・明るさ・安定度の三拍子がそろった、冬を代表する流星群です。

2025年の見ごろとピーク

  • 活動期間:2025年12月4日~17日
  • ピーク日:12月14日夜~15日未明
  • 見ごろ時間帯:21時ごろから出現し、深夜〜明け方が最も多い

👉 2025年は下弦の月(21日)で、ピークの頃は月が沈んだ後に観賞できるため理想的な条件です。

見えやすさの目安(2025年)

  • 見えやすさ:★★★★★(5/5)
  • 出現数:1時間あたり40〜60個(条件が揃えば100個近く)

ふたご座流星群は、三大流星群の中でも特に出現数が多く、日本からも毎年安定して見られます
寒さ対策をしっかりすれば、自宅の庭からでも十分に感動的な星空を楽しめます。

見える方角と地域差は?

放射点は「ふたご座」の頭部付近(ポルックスとカストルのあたり)ですが、流星は空全体に出現します。
できるだけ広い範囲を視界に入れるのがポイントです。

地域別の観賞条件まとめ(2025年ふたご座流星群)

地域見やすさポイント
都市部(大都市圏)★★★☆☆光害で数は減るが、明るい流星は十分見える
郊外・地方都市★★★★☆出現数が多く郊外でも十分楽しめる。広い空が見える場所を選んで
山間部・海辺★★★★★空気が澄み最高条件。
40〜60個以上見える可能性も

庭やベランダで観賞するコツ(12月・ふたご座流星群)

12月中旬は夜間の冷え込みが一年で最も厳しく、天体観測には「寒さ対策」と「快適さ」が欠かせません。
出現数が多く長時間の観賞になることが多いため、しっかり準備を整えて臨みましょう。

防寒対策は万全に

12月防寒対策をしてふたご座流星群を眺める人
画像:生成AI✕MIHO
  • 重ね着で全身防備:ダウンコート、手袋、耳あて、ネックウォーマー、厚手の靴下などでしっかり防寒。
  • 足元・腰まわりを重点的に:冷えやすいので、湯たんぽやカイロをひざ掛けの内側に仕込むと効果的。
  • 風よけを作る:ベランダならパーテーションやレジャーシートで風を防ぐと体感温度がかなり違います。

快適に観賞する環境づくり

  • 寝転べるスタイルで:長時間見上げると首が疲れるので、リクライニングチェアやレジャーシートに毛布を敷いて。
  • 断熱アイテムを活用:地面に敷くマットや銀マットを使うと底冷えを防げます。
  • 視界を広く確保:建物や木が少ない場所に椅子を置き、空全体が見渡せるように調整。

体を温める工夫

  • 温かい飲み物:ホットミルクや甘酒、ハーブティー(カモミール・ルイボスなど)を水筒で用意。
  • 冬のおやつ:焼き栗やスイートポテトなど、体を内側から温めてくれるものがおすすめ。
  • こまめに休憩:体が冷え切る前に、一度室内に戻って温まるのも大切です。

ふたご座の由来(神話)

ふたご座の由来をイメージした画像、双子が寄り添っている
画像:生成AI✕MIHO

ふたご座は、ギリシャ神話に登場する双子の兄弟カストルとポルックスに由来します。

  • カストルは人間、ポルックスは神の子で不死の存在。
  • 兄カストルが命を落としたとき、弟は「共にいたい」と願い、ゼウスは二人を星座として夜空に輝かせました。
  • 今も冬の夜空で寄り添う二つの星は「双子星」と呼ばれています。

冬の夜の昔の過ごし方(12月編)

12月は一年の締めくくり。
夜には星空とともにこんな風習がありました。

柚子湯とカボチャの画像、冬の風習を紹介
画像:生成AI✕MIHO

冬至(12月22日ごろ)
 一年で最も夜が長い日。
ゆず湯に入り、かぼちゃを食べて無病息災を願いました。

年籠り(としごもり)
 大晦日の夜に一晩中起きて年神様を迎える風習。
早寝は年神様に失礼とされ、夜空を見ながら新年の幸福を祈りました。

除夜の鐘を聴きながら初詣する2人、日本の1月の風習を紹介
画像:生成AI✕MIHO

除夜の鐘
 108回の鐘を聞き、一年のけがれを払い清める大晦日の風景。
 星空や月を眺めながら、静かに新年を迎える準備をしていたそうです。

まとめ|2025年12月の庭で楽しむ流星群

  • 12月14日夜〜15日未明にふたご座流星群がピーク
  • 見えやすさ:★★★★★/1時間に40〜60個以上
  • 月明かりの影響が少なく観察条件は理想的
  • 寒さ対策と快適な観賞環境を整えて、庭やベランダで楽しめる
  • 双子星の神話や冬の風習を知ると、夜空観賞がもっと豊かに

寒い冬の夜空に流れる星は、一年の締めくくりにぴったりの贈り物のようです。

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この記事を書いた人

花と緑に囲まれた、ちょっとごきげんな毎日を。
ガーデニング歴10年以上。
副業で花苗のオンラインショップ運営を経てブログを再開。
2児のママとして、子育てと仕事、そして「私らしい暮らし方」を模索しながら奮闘中。
このブログでは、四季の庭づくりのヒントや、暮らしの中で見つけた小さな幸せを発信しています。
別サイト【和花人ブログ】では、副業・ブログ運営・自分らしい働き方について発信中!
花とともに歩んできた私の「好き」を仕事にする挑戦も綴っています。
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