こんにちは。
今日は少し私の心の変化を交えながら、三重県鈴鹿市にある「椿大神社」と近くの天然石屋さん、そしてランチに立ち寄った「イグニス(IGNIS)」で過ごした一日をお届けします。
友人がくれた優しい一日

最近の私は、心も体も少し疲れ気味でした。
「一人で頑張らなきゃ」と気を張っていたけれど、思えばそんな風にして、自分で自分を追い込んでいたのかもしれません。
そんな私を見ていたのか、大切な友人が「今日は私に任せて!」と、椿大神社に連れ出してくれました。
自分の意志で動くことばかりが“挑戦”じゃない。
誰かの優しさに身を委ねることも、私にとっては大切な挑戦です。
椿大神社で深呼吸を


椿大神社は、伊勢の国一之宮として古くから信仰を集める神社です。
主祭神は「猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)」。
道開きの神様として、物事の始まりや人生の岐路に立つ人を導いてくれると言われています。
全国の猿田彦神社の総本宮でもあり、特に「仕事運」「開運」「縁結び」「交通安全」などにご利益があるとされています。
参道は杉や椿の木々に囲まれ、鳥居をくぐった瞬間にふわっと身体が軽くなる感覚があり、澄んだ空気の参道を友人と並んで歩いていると、張り詰めていた気持ちがふっとほどけていくようでした。
別宮 椿岸神社で新たな「挑戦」を誓う


椿大神社の奥には、「芸能の神様」として親しまれている別宮・椿岸神社があります。
ここに祀られているのは、天之鈿女命(あめのうずめのみこと)
芸事の上達や表現力の開花を見守ってくれる神様です。
私は今、寄せ植えの魅力を動画で伝えたり、こうしてブログで文章を綴ることで「自分の思いや経験を表現すること」に挑戦しています。
本当は人前に立つのも、思いを言葉にして誰かに届けるのも少し苦手な私ですが、椿岸神社で手を合わせたとき、「もっと自由に自分を表現していいんだよ」とそっと背中を押してもらえた気がしました。
椿大神社で受け取った「まるくいく守」と友人の優しさ


椿大神社の参拝のあと、友人がそっと私に「はい、これ」と渡してくれたのが、ここで人気の御守りの一つ、「まるくいく守」 でした。
「物事がまるくおさまるように」「心穏やかに進んでいけるように」
そんな願いが込められたお守りです。
最近の私は、自分の思い込みや頑固さで、物事を自分で複雑にしてしまうところがあったけれど、友人が私のために選んでくれた“まるくいく守”を手にした瞬間、「大丈夫、きっと全部まるくおさまるよ」と優しく背中を撫でてもらえたような気がしました。

「誰かに頼っていいんだよ」
「一人で抱え込まなくていいんだよ」
椿大神社の神様のご加護と、友人の温かさが一緒になって、私の心をそっと守ってくれる…そんなありがたい時間になりました。
天然石屋「トキワ交易椿店」さんで出会った私の石
参拝を終えたあと、神社に入る前に気になっていた「トキワ交易椿店」に立ち寄ってみました。
店内には水晶やアメジスト、ローズクォーツなどたくさんの石が並んでいて、どれも静かに輝いていました。
店主さんは特に挨拶もなく寡黙な感じの方で、私みたいな天然石の素人でも気負わずゆっくり店内を見ることができました。
プラプラと見て回っている時に、ふと目に留まった、透明感のあるアメジストの数珠を手に取りました。
隣にいた友人が「それすっごく似合ってると思う!」と言ってくれ、私自身も何かがすーっと心に染み込んでくるようで、「これを連れて帰りたい」と素直に思えたんです。
店主さんに教わった、石の意味と私の性格

アメジストの数珠を選んで、購入のために店主さんのもとに持っていくと、店主さんが石について話してくれました。
「アメジストは癒しの石。水晶は守りの石だよ。
アメジストを選んだってことは……何か疲れているのか?
…見たところ、あなたは人に気を使いすぎて疲れてしまう性格っぽいね。
そのわりに、芯はすごく頑固で強情だから、両方の舵取りが難しい人のようだ。」
まるで心の奥を見透かされたようで、「その通りです」と思わず笑ってしまいました。
初めて会った人に、自分を言い当てられる不思議さと、飾らないサバサバした言葉遣いが逆に心地よく、見知らぬ誰かだからこそ受け取れる温かさ。
その場でジュズを手に付け、店を出ようとすると、店主さんが「疲れたら無理せず休んで、なんかあったらまた話においで!」と、優しい言葉をくれたことも、私の心をじんわり救ってくれました。
小さなご縁に救われて
自分で選んだと思っていたアメジストも、本当は石の方が私を呼んでくれたのかもしれません。
人とのご縁も、石とのご縁も、すべて「導かれている」と感じた瞬間でした。
心を満たすランチタイム「イグニス」へ


石を選んで心が軽くなった私に、友人が「せっかくだから美味しいものも食べよう」と連れて行ってくれたのが『イグニス(IGNIS)』
椿大神社から車で10分ほどの場所にある、木の温もりと水に包まれたカフェレストランです。
大きな窓から差し込む光と、ナチュラルなインテリアがとても心地よくて、この場所にいるだけでさらにほっとできました。
IGNISで味わう、自分を甘やかす時間


友人と一緒に遅めの昼食に選んだのは「イル・ケッチァーノ ミエーレ」のピザの「MIE DUROCの自家製ハムとルッコラ」
菰野町の『佐藤ピッグファーム』さんのMIE DUROCを使い、一週間かけて丁寧に仕込んだ自家製ハムを、焼き立てのピザにたっぷりと贅沢にのせた豪華なピザ!
口に運ぶと、肉の旨味がじんわり広がり、フレッシュなルッコラの爽やかな苦味が絶妙なアクセントになっています。
ピザは予想以上に大きめで、友人と2人で1皿を分けっこしたのですが、おなか一杯に!
今まで食べたピザの中で一番おいしく感じました。
おいしいピザを片手に、友人と「さっきの店主さんの言葉すごかったね」「椿大神社の空気、本当に違うよね」
そんな会話をしながら、疲れていた心が少しずつほどけていくのを感じました。
誰かに頼ることで、自分を知る挑戦


椿大神社で心を整え、トキワ交易椿店で石と店主さんに癒され、イグニスでお腹と心を満たす。
一人ではできなかったこの時間を、友人と小さなご縁がつないでくれました。
人に頼ることは弱さじゃなくて、自分を守る方法の一つだと、今日の一日が教えてくれました。
あなたも、小さな優しさに導かれてみてください


もし、この記事を読んでいるあなたが私のように「人に気を使いすぎて疲れてしまう」人なら、時には誰かに甘えてみてください。
神様に背中を押してもらい、石に癒され、美味しいランチを誰かと分け合う。
そんな小さな時間が、きっと明日のあなたをそっと守ってくれるはずです。
アクセスと一言メモ
椿大神社へは車が便利です。
公共交通機関の場合は近鉄四日市駅からバスでも行けますが、ゆったり過ごしたいならドライブがおすすめ。
まとめ
私が手にしたアメジストの数珠は、癒しの石として、これからの私をそっと見守ってくれるでしょう。
「誰かに頼ることは、弱さじゃない」
そう思えたことこそ、私にとっての大きな挑戦です。
心が疲れたときは、自分だけの癒しの時間をぜひ見つけてみてくださいね。




