和のスパイスとは?山椒・わさび・エゴマなど日本の香辛料の魅力と使い方

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「スパイス」と聞くと、多くの人がカレーやエスニック料理、胡椒やシナモンなど外国由来のものを思い浮かべるかもしれません。
しかし、日本にも古来から愛されてきた「和のスパイス」が数多く存在します。
唐辛子、山椒、わさび、エゴマ、生姜、茗荷、胡麻…これらはすべて、料理に香りとアクセントを添える「香辛料」として、日本人の暮らしに根づいてきました。

今回は、日本の伝統的な「和のスパイス」に焦点をあてて、その種類や使い方、現代の暮らしへの取り入れ方をご紹介します。

今回の記事の目次

和のスパイスとは?

「和のスパイス」とは、主に日本で用いられてきた香辛料や薬味のこと。
植物の種子、果皮、根、花、などを乾燥・粉末にして使ったり、生のまま薬味として添えたりします。

洋風スパイスが「辛味」や「香りの強さ」に特化しているのに対し、和のスパイスは「香り」「清涼感」「季節感」を重視する傾向があります。
また、和のスパイスは、ただ香りを添える脇役ではありません。

食材の風味を引き立てるだけでなく、食欲を促したり、殺菌や抗菌作用によって体を守ったりと、日々の食卓にそっと寄り添う「自然のちから」を秘めています。

ほんの少量加えるだけで、味わいにも、身体にも、やさしく効いてくれる…それが和のスパイスの魅力なのです。

1. 山椒(さんしょう)

  • 特徴:ピリリと痺れる辛さと爽やかな香り。
  • 部位:実、葉(木の芽)
  • 使い方:うなぎの蒲焼き、ちりめん山椒、味噌汁、和風パスタの隠し味に。

山椒の実は乾燥させて粉山椒にし、香りを活かして仕上げに振りかけます。
春には「木の芽」と呼ばれる若葉が料理の香りづけに使われます。

山椒の名前の由来と、日本人との長い付き合い

「山椒(さんしょう)」という名前は、漢字の通り「山の椒」という意味を持ちます。
「椒(しょう)」はもともと、中国の古語で“香り高い木の実”を指し、日本ではこの香りの強い植物を「山に生える椒」=「山椒」と呼ぶようになったといわれています。

さらに古くは、「はじかみ」という呼び名で親しまれていた記録もあります。
これは“噛むとピリッと弾ける”という感覚から名づけられたとも言われ、「はじける香味=はじかみ」という日本語らしい表現が見てとれます。

日本人と山椒の歴史

山椒は、ただの香辛料ではありません。

実は、縄文時代の遺跡から炭化した山椒の種が出土しており、5000年以上前から日本人に知られていた植物と考えられています。

古代の人々は、その爽やかな香りやピリッとした刺激を、食事のアクセントや薬草として活用していたのかもしれません。
まさに山椒は、和のスパイスのルーツを語るうえで欠かせない存在なのです。

また、その用途は、料理だけにとどまりません。
昔の人々は、山椒をお腹の調子を整える薬草として用いたり、虫除けや清めの香りとしても重宝していました。
山椒の木は「魔除けの木」「子孫繁栄」として庭先に植えられることもあったほどです。

現代に続く“和のスパイスの原点”

現代でも、うなぎの蒲焼きに振りかける粉山椒、春の山菜ごはんに添える「木の芽」など、山椒は日本の食卓に欠かせない存在です。

その清涼感と刺激が、重たい料理をさっぱりと仕上げ、私たちの五感に心地よい余韻を残してくれる…まさに、和のスパイスの原点ともいえる存在です。

2. わさび

  • 特徴:鼻に抜ける強烈な辛味と清涼感。
  • 部位:根茎、葉
  • 使い方:刺身、そば、ステーキの薬味、漬物、ドレッシング。

本わさびの根をすりおろしたときに現れる香りと辛味は、時間とともに消えてしまうため、使う直前にすりおろすのがコツ。
葉わさびは漬け物や和え物にも使われ、春の風味を運んでくれます。

わさびの名前の由来と、日本人との長い歴史

「わさび」という言葉は、日本語の古語にそのルーツがあります。
漢字では「山葵(わさび)」と書かれますが、これは山に自生し、葵の葉に似た形を持つ植物であることから、そう呼ばれるようになったと考えられています。

実際、わさびの葉はハート型に近く、ツヤのある柔らかな緑色をしており、どこか葵の葉に通じる清らかさを感じさせます。
また、「わさび」という音の語源には、「わ(和)」=日本、「さび」=辛味・刺激をかけたという説もあります。
いずれにせよ、その存在そのものが「日本らしさ」を体現した植物といえるでしょう。

いつから日本人はわさびを使っていたの?

わさびの利用は奈良時代にはすでに始まっていたとされ、古くは薬草として用いられていました。

918年、平安時代に編纂された『本草和名(ほんぞうわみょう)』にも、わさびが「山葵」として記載されており、深山に生え、銭葵(ぜにあおい)の葉に似ていることから「山葵」の名が生まれたと記されています。
また、その後「和佐比(わさび)」の記述が見られ、1000年以上前から日本人に親しまれてきた植物であることが分かります。

しかし、今のように「刺身の薬味」として広まったのは、室町時代以降。
特に江戸時代に入ってから、江戸前寿司の文化が広がるなかで、「生魚の臭みを消し、殺菌効果もある」としてわさびの利用が急増しました。

当時は冷蔵技術もなく、生魚を扱うにはリスクが伴いましたが、わさびに含まれるアリルイソチオシアネートという成分には抗菌・殺菌作用があり、食中毒を防ぐ知恵として活用されていたのです。

清らかな水とともに生きる植物

わさびはきれいな水のある場所でしか育たない非常に繊細な植物です。
日本の山間部に湧く清流が、その辛味と香りを育んできました。水の音とともに風にそよぐわさび田の風景は、まさに日本の原風景そのもの。
そんなわさびの力は、料理の風味を引き立てるだけでなく、日本人の暮らしや衛生をも支えてきた、まさに“食と命”に寄り添う存在でした。

現代に受け継がれる「和の薬味」

現代では、すりおろした本わさびを使った料理だけでなく、「わさびドレッシング」「わさび漬け」「わさび塩」など、さまざまな加工品にも展開されています。
その清らかで凛とした風味は、日本料理の繊細な味わいに寄り添い、ほんのひとさじで食卓に奥行きを生み出す力を持っています。

3. 唐辛子(とうがらし)

  • 特徴:鋭い辛さと赤色の彩り。
  • 使い方:七味唐辛子、一味、味噌汁、焼き鳥、漬物など。

日本の唐辛子は、辛さの中に旨みがあり、食欲を刺激します。
七味唐辛子は、唐辛子の他に山椒、黒ごま、麻の実、陳皮などをブレンドした万能スパイス。

「唐辛子」という名前の由来

唐辛子(とうがらし)という言葉を分解すると、「唐(とう)」と「辛子(からし)」という二つの漢字で構成されています。
「唐」は古代中国、あるいは東アジアから伝わったものに付けられる接頭語で、日本では「海外から伝わってきた異国のもの」という意味を持っていました。
一方、「辛子(からし)」は、日本で古くから使われていた芥子(からし)のような「辛味のある種」を表しています。

つまり「唐から来た、辛い種」=「唐辛子」。
この名前には、異国から伝来した辛味の新しい調味料というニュアンスが込められているのです。

唐辛子はいつ日本に入ってきたのか?

唐辛子の原産地は中南米(特にメキシコやペルー周辺)とされており、もともとは現地で「薬草」や「おまじない」にも使われる植物でした。

日本に唐辛子が伝わったのは16世紀後半(戦国時代)ごろ
ポルトガル人やスペイン人による交易が盛んだった時代で、鉄砲やタバコとともに、南蛮貿易を通じて唐辛子の種が日本に持ち込まれたといわれています。

当時の記録によれば、豊臣秀吉の時代にはすでに日本国内で栽培が始まっていたともされており、最初は「薬草」として、やがては「食用」として各地に広まっていきました。

最初は薬草だった?唐辛子の使われ方

興味深いのは、唐辛子が当初は「食材」ではなく、「薬草」や「防虫・厄除け」として使われていたこと。

例えば:

  • 寒さ対策として、足袋に唐辛子を入れる(血行促進)
  • 屋根裏や家の柱に吊るして、虫除け・魔除けとする
  • 漢方薬の補助成分として、身体を温める目的で用いる

こうした知恵は、現在の「貼るカイロ」や「七味唐辛子」の文化にもつながっており、暮らしの中の自然療法として日本人に根づいていったのです。

食文化として根づいたのは江戸時代以降

唐辛子が日常の食卓で「スパイス」として親しまれるようになったのは、江戸時代中期以降のことです。
特に有名なのが「七味唐辛子」。
これは、江戸の薬種問屋が考案した薬効スパイスとして人気を博し、門前町や参道で広く売られるようになりました。

京都の「祇園七味」、東京の「やげん堀」、長野の「善光寺七味」など、土地ごとに配合や風味の違いを楽しむ文化が広がり、やがて日本各地の家庭に欠かせない調味料となったのです。

日本の風土に合わせた「唐辛子文化」

やがて唐辛子は、日本各地で品種改良され、気候風土に合った栽培が進みます。

  • 京都の「伏見甘長」
  • 奈良の「大和とうがらし」
  • 宮崎の「ひもとうがらし」
  • 長野の「八幡屋礒五郎」ブレンド

など、辛さだけでなく甘味・旨味・香りを持つ唐辛子が生まれ、それぞれの地域の食文化に深く根づいていきました。

4. 生姜(しょうが)

  • 特徴:ほのかな辛味と温かみのある香り。
  • 使い方:煮物、漬物、紅生姜、薬味、お茶など。

身体を温める作用があるとされ、風邪予防や冷え対策にも重宝されます。

「生姜」という名前の由来

「しょうが」という音の語源は、サンスクリット語の「śṛṅga-vera(シュリンガヴェーラ)」とされており、これは「角のような形の根」という意味です。
この言葉が中国に伝わる過程で「薑(きょう)」となり、日本では「生(しょう)」+「姜(きょう)」が転じて「しょうが」と呼ばれるようになったと考えられています。

つまり、「生姜」という漢字は、「新鮮な姜(しょうが)」を表す漢語的な当て字とも言えます。
そのゴツゴツとした根茎の形が“角”に似ていたことが、その名のルーツというのは、植物の姿そのものを言い表していて興味深いですね。

日本への伝来とその役割

生姜は、もともとインドや東南アジアを原産地とする植物で、紀元前から薬用植物として珍重されていました。
中国を経由して日本に伝わったのは、弥生時代〜古墳時代頃(紀元前後)とされており、非常に古い歴史を持つスパイスのひとつです。

奈良時代の『日本書紀』や平安時代の『本草和名』にも記述があり、当時からすでに薬草・漢方の一種として使われていたことが分かっています。
身体を温め、内臓の働きを活性化させるといった効能が注目されており、「冷え」や「風邪」に効く自然の妙薬として貴族から庶民まで広く用いられていました。

食用としての生姜は、いつから?

最初は薬として扱われていた生姜ですが、平安時代以降は食文化にも定着していきます。
特に「魚の臭みを消す」「肉の味を引き立てる」といった役割が注目され、味噌汁や煮物、甘酢漬けなど、さまざまな料理で活躍するようになりました。

江戸時代には、生姜の栽培も本格化し、千葉県の「谷中しょうが」や高知県の「四万十生姜」など、土地に根ざしたブランド生姜も登場。
食用・薬用・保存食など、多用途で活用され、日本人の食卓に深く根付いていきます。

「香り・辛味・効能」三拍子そろった和のスパイス

生姜の魅力は、なんといってもその爽やかな香りと、じんわりと広がる辛味
この刺激が、食欲をそそり、料理に輪郭を与えてくれます。
さらに、現代の科学でも生姜の成分である「ジンゲロール」「ショウガオール」には

・血行促進
・抗炎症
・免疫力向上
・発汗・解熱

などの健康効果があることが確認されています。

季節の変わり目や体調を崩しやすいときには、生姜入りのスープやお茶がやさしく体を整えてくれるでしょう。

5. 茗荷(みょうが)

  • 特徴:ほんのり苦く、独特の香り。
  • 使い方:冷奴、そうめん、酢の物、天ぷら。

好みが分かれる薬味ですが、夏の料理には欠かせない存在。

茗荷の名前の由来:仏教に通じる「冥加(みょうが)」の語源

「茗荷」という名前の語源には、仏教的な背景があります。
もともと「冥加(みょうが)」という言葉があり、これは「神仏の加護・おかげ」という意味を持っていました。
人智を超えた力に守られ、幸運に恵まれることを「冥加を受ける」と言い、そのありがたみを表現する言葉が「みょうが」へと転じていったのです。
やがて、独特の香りを放つこの植物に「冥加=茗荷」の文字が当てられ、「ありがたい香り」「身を清める香味」として薬味や精進料理などで重用されるようになりました。

昔から信じられてきた「物忘れ」の言い伝え

一方で、茗荷にまつわる有名な伝承として、「みょうがを食べると物忘れする」という話もあります。
これは、仏教に登場する「周利槃特(しゅりはんどく)」というお坊さんの逸話に由来しています。
彼はとても物覚えが悪く、自分の名前さえ忘れてしまうことがあったとか。
しかし、仏道に真摯に取り組む姿勢が称賛され、その名前を刻んだ札を首から下げて生活していたといわれています。

この「名を荷う(=札を持つ)」という行為が、「名荷(みょうが)」という語に転じ、そこから「物忘れと関係がある」という俗説が生まれたのです。
科学的な根拠はありませんが、記憶に関する迷信と、仏の加護という信仰が結びついた非常に日本的な言葉遊びだといえるでしょう。

茗荷はいつから日本人に使われているのか?

茗荷は、もともと東アジア特有の植物で、日本、中国、朝鮮半島などに自生していたと考えられています。
日本では、奈良時代〜平安時代にはすでに薬草・香味野菜として用いられていたという記録が残っています。

平安貴族たちは、茗荷を「風味を清めるもの」として扱い、特に精進料理の香りづけや、暑気払いの食材として珍重しました。
鎌倉時代には寺院の境内や山林で盛んに栽培されるようになり、やがて江戸時代になると「夏の香味野菜」として一般家庭にも広く普及します。
今日では、関東では「谷中生姜+茗荷」の甘酢漬けが有名で、季節の風物詩として親しまれています。

「夏の涼」を感じる香りと効能

茗荷の香り成分「α-ピネン」や「カンフェン」には、清涼感を与える作用があり、夏場に食欲が落ちたときの食欲増進・胃腸の働きのサポートとして効果的。

また、抗酸化作用や抗菌作用もあることから、昔から「夏バテ予防の薬味」として重宝されてきました。

さっと刻んで薬味にするだけでなく、味噌汁に入れたり、天ぷらにしたり、漬け物にしたり日本人の暮らしにそっと寄り添う、控えめで頼れる存在です。

6. エゴマ(荏胡麻)

  • 特徴:香ばしさとほのかな苦味、ナッツのようなコク。
  • 部位:葉、種(油)
  • 使い方:焼き肉を巻く、天ぷら、和え物、エゴマ油としてドレッシングにも。

エゴマの葉は紫蘇と似た形状をしており、韓国料理で使われることも多いですが、日本では古来から“じゅうねん”と呼ばれ、長寿の縁起物として親しまれてきました。葉は薬味としても活用でき、クセになる風味です。

【エゴマの話】「食べる油草」のルーツと、日本人との古い付き合い

しそに似たハート型の葉、ぷちぷちと香ばしい種、そして滋養豊かな油。
どこか懐かしく、素朴な香りを持つ「エゴマ」は、現代では「健康によい油」として注目を浴びていますが、実は古代から日本人の食と医のそばにあった植物です。
では、このエゴマという名前はどこから来て、私たちの暮らしにどう根づいてきたのでしょうか?

エゴマの名前の由来とは?

「エゴマ」という名前は、「エ(荏)」+「ゴマ(胡麻)」という2つの漢字から成り立っています。

「荏(え)」は古語で「油を採る草」を意味し、特にエゴマを指す場合が多い言葉。
「胡麻」はご存じの通り、油を多く含む種子の代表格です。

つまり「荏胡麻(エゴマ)」とは、「ゴマのように油が採れる荏の種」という意味になります。
ゴマとは異なる植物ですが、見た目や用途が似ていたことから、古代人はこのように命名したと考えられています。

日本での歴史:縄文時代から食べられていた!?

エゴマは、縄文時代の遺跡から種子が発掘されていることから、日本では約5000年以上前から利用されていたと推定されています。

米や麦が入ってくる以前、日本人が野山の恵みを糧としていた時代から、すでにエゴマは食料や油、薬草として暮らしに取り入れられていたのです。

特に、寒冷な地域や山間部では米の栽培が難しく、エゴマは貴重な栄養源でした。
種子から搾った「荏胡麻油」は灯火や食用油、皮膚の保湿にも使われ、葉は薬味や保存食として、まさに「万能植物」として重宝されてきたのです。

飢饉と信仰に根ざす「じゅうねん」の名前

東北地方では、エゴマのことを「じゅうねん(十年)」と呼ぶ地域があります。
これは「エゴマを食べると十年長生きできる」とされる言い伝えからきたもの。

かつて飢饉や凶作が続くなかで、わずかでも収穫できるエゴマは命をつなぐ希望の作物。
この植物に長寿や健康の願いが込められ、「じゅうねん」という縁起のよい名で呼ばれるようになったといわれています。

現代にも通じる「スーパーフード」としての力

現代では、エゴマはその栄養価の高さから再評価されています。
特にエゴマ油には、現代人に不足しがちな「オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)」が豊富で、

  • コレステロールを抑える
  • 脳の働きを助ける
  • 炎症を抑える
    など、さまざまな健康効果が注目されています。

葉はしそのようにサラダや巻き物に、種はふりかけやおにぎりの具に、油はドレッシングやスープに…日々の食卓に、「古くて新しい和の健康食」として取り入れやすい存在です。

和のスパイスの魅力とは?

1. 季節を感じる香り

和のスパイスには、旬があります。
春の葉わさび、夏の茗荷やエゴマ、秋冬の生姜や山椒…こうした香りは、季節の移ろいを私たちの五感に届けてくれます。

2. 薬膳的な効能

昔から「医食同源」と言われるように、和のスパイスには体を整える力があります。
山椒の整腸作用、生姜の冷え改善、エゴマの抗酸化作用やオメガ3脂肪酸など、どれも日常の不調をそっとサポートしてくれます。

3. 少量で料理が引き立つ

ほんのひとつまみ加えるだけで、料理全体の印象が変わるのが和のスパイスの面白さ。
食卓のマンネリ化を防ぐアイデアにも。

さいごに:香りで季節と心を整える

スパイスというと「刺激」のイメージが強いかもしれませんが、和のスパイスは「調和」の美を感じさせてくれます。

静かに香り立つ山椒やわさびの風味が、料理に奥行きをもたらし、日常にささやかな豊かさを届けてくれる…そんな心地よさを、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。

いつもの料理が少しだけ特別に感じられるかもしれません。

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